出版社内容情報
【内容紹介】
写楽のクラスにコロンビア大学で博士号を取った上底先生が、特別講師として赴任してきた。児童教育を専門とするハズだったが、なぜか写楽ひとりに狙いを定め執拗な体罰を繰り返す。実は上底先生はある組織の一員で、写楽の超能力を利用するために派遣されたのだった。自らの使命を果たすため上底先生は、写楽を北米大陸にある謎の遺跡“グリーブ”へと拉致する。
私がSFと超常現象の両分野にまたがって自分なりの仕事をするようになれたのもルーツをたどれば手塚漫画あったればこそだからである。
南山宏──解説より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
18
未来は科学時代が到来すると想像し、SF漫画を開拓した著者。だが、案に反し、本作の連載が開始した1970年代初頭は超常現象ブーム。本作も時代の風潮を巧みにストーリーに織り交ぜている。その結果、子供のみならず、大人も魅了する深みのある作品となった。一話完結ではあるが、三つ目族のルーツを探るという一本のテーマがあり、興味を逸らす暇を与えない。2023/09/18
hibimoriSitaro
1
再読。1999年1月初版。前半はジョジョやエイリアンプレデターでお馴染みの?階段つきピラミッドを巡って南米を旅する長篇だ。すごく暑い。後半は短篇集。写楽にモラルを期待してはいけないな。魔術師のおっちゃんが意外に大人物で,読後感が大いに良くなった。2022/03/30
HIRO1970
1
⭐️⭐️⭐️子供の頃に読みました。2005/10/04
のくたそ
1
和登さんのセクシーショット多め「グリーブの秘密」。今だとあぐねすの攻撃対象になるのかな。2011/06/10
吃逆マンガ堂
1
ところどころ痛快だけど、2人以外何も残らない「グリーブの秘密」編の無常感。2009/12/03
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