出版社内容情報
【内容紹介】
人間[ヒューマン]探偵物語。
迫真のストーリー&人間描写。名作、待望の文庫化!!
1980年代、東京都板橋区。大都会の北のはずれ、下赤塚に「あかつか探偵事務所」はある。その裏側の路地にある喫茶店でヒマそうにコーヒーをすする男、彼こそが泣く子もだまる名探偵(?)、ハリネズミこと七瀬五郎だ。カンは鋭いが情に脆く、映画にでてくるいわゆる名探偵とはひと味違う。都会の片隅で次々起きる事件を、いつも人を信じつつ解決の糸口を探す。荒廃した社会の中に一条の光を求め、ハリネズミは走る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とみやん📖
5
人間交差点の次はこちらを読もうと決めていましたが、なかなか古本屋さんでも見つからず、ようやく4巻まで入手できました。 弘兼さんの初期作品、とてもいいですね✨ ホロリとする話、驚く展開の話など秀作が多いです。 それにしても、登場する学生たちがみんな人格形成されているのに驚き。弘兼さんが描く人物がそうなのか、はたまた、昔の高校生や大学生は大人びていたのか。昨今の学生は何となく、ふわふわしていて、依存体質な印象を覚えてしまうのは私だけでしょうか。 この作品を見て改めて感じてしまいました。2025/06/29
kinoko
0
2.9点2010/11/07
しらたま
0
何度読んでも面白い2017/09/04