出版社内容情報
【内容紹介】
柴進(さいしん)のおじ皇城(こうじょう)は高きゅうの縁者に家の立退きを迫られ、この縁者を李逵(りき)が斬殺したことが機縁(きえん)となって柴進(さいしん)は危機に陥る。柴進を救おうと梁山泊(りょうざんぱく)軍が動き出す。高きゅうの従弟妖術師の高廉(こうれん)も動き両軍は全面戦争に突入する。高廉も公孫勝(こうそんしょう)の妖術に敗れ、高唐州(こうとうしゅう)が陥落した。しかし官軍も次々に剛将をくり出す。四山が合流した梁山泊軍は、小勢ながらついに勝利を収めた。梁山泊の悲運は首領晁蓋(ちょうがい)が史文恭(しぶんきょう)の強弓に倒れたことだ。新首領に就任した宋江(そうこう)はどう動く!?