講談社漫画文庫
夏子の酒 〈1〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062600057
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

【内容紹介】
お日様みたいなお酒――。太陽の光がプリズムを通すと七色に輝くように、酒の透みきった無色の液体の中には、きめこまかなたくさんの味がひそみ、息づいている。そんな日本一の酒を造りだすことを、目標としていた兄、康男の言葉が夏子の心を占めてはなさない。だが今、夏子は、コピーライターとして大きな仕事にかかわりだしたばかり。でも、断ちがたい酒への熱い想いは、あふれるばかりだ。夏子はさらなる夢をめざす!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

50
先日「京都国際マンガミュージアム」でこの本をみて気になっていた。ブッ●●フでこの本を見つけたので読んでみることにした。第一巻は、東京の広告代理店で働いていた夏子が兄の死をきっかけに、兄の遺志を継ぐため実家の佐伯酒造に帰ってくるまでの話。よくありそうなストーリーではあるが、将来の夏子の恋人?や味方になってくれそうな人達も登場し、この先が楽しみだ。しかし、アルコールを添加しているという日本酒の作り方には驚いた。日本酒という名前をブランド化して、純国産のみ日本酒を名乗れるようにするそうだが、複雑な気持ちがする。2015/06/13

森林・米・畑

12
図書館本。昔読んだので久々読みたくなって。絶版なのか、なかなか手に入らないので。ドラマも見てましたが、日本酒だけでなく、日本酒業界や農業の事など知ることができ、奥が深いです。2019/10/02

しゅわ

8
日本酒の勉強を始めた頃、教科書代わりに読んだお話です。ひさびさに懐かしくなって本棚の奥から引っ張り出してきました。駆け出しのコピーライターの夏子はまぼろしの米を追い求めて倒れた兄の酒造りへの思いを知り、広告すべき商品であるはずのお酒への溢れる想いに葛藤する。いまの日本酒造りの現状を痛感した夏子は、亡くなった兄の遺志を継ぐ決心をする。…という壮大な物語の序章のような内容です。地味だけど上司の原田さんがけっこう良い味出してます♪2013/06/16

あつ子🐈‍⬛

6
私が日本酒好きになったきっかけのコミック。ドラマの方も大変面白かった記憶。2022/05/23

ちくわ

5
日本酒の参考書、稲作の昭和末期の状況が切実に描かれている。話を追うごとに出てくる各地の名酒の表現が飲酒欲をそそる。 今も空中散布はやっているけど有機栽培も確実に増えているからこの作品の役割は大きかったのかな。2012/06/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/49460
  • ご注意事項

最近チェックした商品