出版社内容情報
「ひざの先生」として絶大な信頼を得ている黒澤尚先生の「ひざ体操」決定版。医療機関に頼らず自宅で痛みをとる方法をイラスト図解。変形性ひざ関節症の一般的な治療は、痛み止めの内服とヒアルロン酸注射が中心です。一時的に楽になりますが効果は続きません。また、痛いからと安静にして動かなくなると日常生活に支障が出てきます。「黒澤式ひざ体操」は痛みをとるだけでなくひざを強くし再発を予防します。くつ下をはいてゆっくり前後に滑らせるだけの「くつ下体操」と片足ずつゆっくり脚を上げる「筋肉体操」を毎日朝晩、1週間で痛みはやわらぎます。
【まえがき】
【ひざの痛みの正体は】骨ではなく関節の軟骨が悪くなる病気
【ひざの痛みの正体は】一度は受診して正しい診断を受けよう
1 痛みが軽くなる黒澤式ひざ体操
2 変形性ひざ関節症の基礎知識
3 医療機関での治療法を見直す
4 運動の前後にはストレッチングを
5 元気に動ける生活は自分でつくる
黒澤 尚[クロサワ ヒサシ]
著・文・その他
内容説明
黒澤式ひざ体操イラスト図解の決定版!!ヒアルロン酸注射はしないほうがいい。足をゆ~っくり動かすだけ。1週間で痛みがやわらぐ。お金も時間もかけずに元気に過ごすコツを徹底紹介。
目次
1 痛みが軽くなる黒澤式ひざ体操(目的・効果―痛みをとり、再発のない強いひざに;黒澤式ひざ体操―簡単な体操で、ひどい痛みをやわらげる ほか)
2 変形性ひざ関節症の基礎知識(構造―知っておきたい。ひざの構造;軟骨―ひざが曲がるのは軟骨があるから ほか)
3 医療機関での治療法を見直す(治療法―基本は保存療法。その中心は体操;薬物療法―痛みに合わせて薬の種類を使い分ける ほか)
4 運動の前後にはストレッチングを(ストレッチングの効用―若い体を保ち、気分もスッキリ;必ずおこなう―ふくらはぎとアキレス腱 ほか)
5 元気に動ける生活は自分でつくる(ウォーキング療法―一回三〇分前後、週三回のウォーキングを;ウォーキング療法―歩くと痛みが出る人は、つかまり足ぶみから ほか)
著者等紹介
黒澤尚[クロサワヒサシ]
1943年生まれ。順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター特任教授。1970年、東京大学医学部卒。東京大学医学部整形外科講師、東京逓信病院整形外科部長、順天堂大学医学部整形外科主任教授などを経て、現職。専門はひざの外科、スポーツ外傷、運動療法など。変形性ひざ関節症、廃用症候群などに、体操を中心にしたセルフコントロール法を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。