出版社内容情報
その効果が世界的に注目されている心臓リハビリ。狭心症や心筋梗塞の再発をどう防ぐ? 運動や生活改善で心臓を鍛える方法を徹底解説ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【手術・治療後の心臓はリハビリで守る!】
心筋梗塞などの心臓病は命に関わる病気です。
まずは手術や治療により命を救うことが先決ですが、
手術で終わりではありません。
その後のリハビリも重要です。
「手術は命を救うもの、リハビリは人生を救うもの」なのです。
本書では、再発率、死亡率を下げる最新リハビリ法を徹底図解します。
発作の恐怖や日常生活への不安を解消!
心臓が悪くても元気に長生きできます。
【本書の構成】
《第1章 リハビリで心臓病の再発、突然死を防ぐ》
ケース1
ケース2
ケース3
なぜリハビリをするのか
リハビリの流れ
《第2章 いつからどこでリハビリをはじめるのか》
自分はリハビリ対象者?
どこではじめる?
なにをする?
何回おこなう?
いつまでおこなう?
《第3章 リハビリ1 運動療法 「第二の心臓」ふくらはぎを鍛える》
運動療法の原則
運動をはじめる前に
運動療法1?5
《第4章 リハビリ2 カウンセリング 重労働や性生活への不安を解消》
身体ケアの原則
身体ケア1?4
心理ケアの原則
心理ケア1?2
《第5章 リハビリ3 生活改善 いま健康でも食習慣を変える》
生活改善の原則
食事療法1?3
自己管理1?3
《第1章 リハビリで心臓病の再発、突然死を防ぐ》
【ケース1】 手術を機に禁煙し、生活を一変させたAさん
【ケース2】 術後すぐに元の生活に戻り、息切れして恐怖を感じたBさん
【ケース3】 趣味のテニスをリハビリにとり入れたCさん
【なぜリハビリをするのか】手術は命を救うもの、リハビリは人生を救うもの
【リハビリの流れ】急性期治療が一段落したら、リハビリをはじめる/ 回復期・維持期に通院でリハビリをおこなう
《第2章 いつからどこでリハビリをはじめるのか》
【自分はリハビリ対象者?】急性心筋梗塞や狭心症、慢性心不全などが対象/ 手術直後の人も、退院後の人も
【どこではじめる?】心臓リハビリが受けられる病院の探し方
【なにをする?】リハビリ担当医の診察を受ける/ 生活習慣の見直しと、専門医による運動指導
【何回おこなう?】1回約1時間、週2?3回病院に通う
【いつまでおこなう?】約3ヵ月で通院は完了、その後は自宅で続ける
《第3章 リハビリ1 運動療法 「第二の心臓」ふくらはぎを鍛える》
【運動療法の原則】
【運動をはじめる前に】
【運動療法】1/入院中、ベッドサイドから運動療法がスタート 2/ストレッチで運動しやすい体に 3/インターバル・トレーニングで楽に動けるようになる 4/すぐにできる「第二の心臓・ふくらはぎトレーニング」 5/レジスタンス・トレーニングで筋力を維持する
《第4章 リハビリ2 カウンセリング 重労働や性生活への不安を解消》
【身体ケアの原則】
【身体ケア】1/治療後は、いままでどおりにバリバリ働けるのか 2/「腹上死」予防のため、セックスはひかえる? 3/高齢者は筋力低下をふまえてリハビリする 4/息苦しさを感じたとき、緊張時の対応法
【心理ケアの原則】
【心理ケア】1/ストレスマネジメントで心臓病後のうつを防ぐ 2/認知行動療法的アプローチで行動変容をはかる
《第5章 リハビリ3 生活改善 いま健康でも食習慣を変える》
【生活改善の原則】症状がなくなくても栄養指導・生活指導を受ける
【食事療法】1?3
【自己管理】1?3
長山 雅俊[ナガヤマ マサトシ]
監修
内容説明
心臓が悪くても元気に長生きできる!再発率、死亡率を下げる最新リハビリ法を図解。発作の恐怖や日常生活への不安を解消できる!
目次
1 リハビリで心臓病の再発、突然死を防ぐ(ケース1―手術を機に禁煙し、生活を一変させたAさん;ケース2―術後すぐに元の生活に戻り、息切れして恐怖を感じたBさん ほか)
2 いつからどこでリハビリをはじめるのか(チェック自分はリハビリ対象者?―急性心筋梗塞や狭心症、慢性心不全などが対象;チェック自分はリハビリ対象者?―手術直後の人も、退院後の人もリハビリをする ほか)
3 リハビリ1 運動療法―「第二の心臓」ふくらはぎを鍛える(運動療法の原則―心臓病になっても、運動を上手にとり入れる;運動をはじめる前に―骨格筋・姿勢・関節可動域・歩行動力を確認 ほか)
4 リハビリ2 カウンセリング―重労働や性生活への不安を解消(身体ケアの原則―生活機能評価を受け、自分にできることを知る;身体ケア1―治療後は、いままでどおりにバリバリ働けるのか ほか)
5 リハビリ3 生活改善―いま健康でも食習慣を変える(生活改善の原則―症状がなくても栄養指導・生活指導を受ける;食事療法1―血圧管理のため、ほどほどに減塩する ほか)
著者等紹介
長山雅俊[ナガヤママサトシ]
1957年、埼玉県生まれ。榊原記念病院循環器内科部長、心臓リハビリテーション室長。昭和大学医学部を卒業、同大学第三内科講師をへて、2001年より榊原記念病院へ。現在、医療連携室長も兼務している。専門は心臓リハビリテーション。2007年、第4回日本心臓リハビリテーション学会木村登賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。