健康ライブラリーイラスト版<br> うつ病の人に言っていいこと・いけないこと

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健康ライブラリーイラスト版
うつ病の人に言っていいこと・いけないこと

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  • サイズ B5判/ページ数 102p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062597814
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C2347

出版社内容情報

うつ病の人へのがんばれは禁句というが、実は励まして良い時期もある。本書では失敗しない接し方、励まし方を解説。ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【家庭や職場での場面別対応例が満載】
うつ病の人に「がんばって」は本当に禁句なのでしょうか?
タブーな言葉から、回復を後押しする励まし方まで、
家庭や職場での場面に応じた対応例が満載。
うつ病の長期化、再発を防ぐ接し方を徹底解説します。

(まえがきより)
私はうつ病患者さんの復職支援に10年以上とりくんできました。患者さんを支える家族への対応にも、力を入れてきました。また、企業の産業医として職場の健康管理にも携わっています。
そのような活動のなかで痛感してきたのが、うつ病患者さんを治す(単に病気が癒えるだけでなく、社会的機能も回復させ、再発を防ぐ)ためには、本人への治療に加えて、家族や職場の人々など、関係者へのアドバイスや働きかけが重要だということです。
患者さんへの対応だけでは、患者さん自身はよくなっても、その人を支える家族や職場の人々が疲弊し、共倒れしてしまうことがよくあります。関係者を支えることも必要なのです。そうした周囲の支援が、患者さんの回復に必要であることも、言うまでもありません。
本書は絶対的な正解を示すものではありません。むしろ、本書を引き合いにして、患者さんと家族、職場の人々が話し合いの機会をもってもらえれば幸いです。(監修者 有馬秀晃)

【家族が言っていいこと・いけないこと】(一例紹介)
●自殺をほのめかされたらなんて言えばいい?
●経済的な不安を本人にどう話す?
●職場とのやりとりは本人に任せたほうがいい?
●気晴らしに遊びや会食に誘ってもいい?

【職場で言っていいこと・いけないこと】(一例紹介)
●うつ病の同僚から仕事上の相談をされたらどうする?
●生産性の低下が目立ってきたらどう切り出せばいい?
●法的に問題となる言い回しは?
●休職中の社員の状況を家族に聞いていい?

《第1章 [家族ができること] 励ましてもいいが、本音は言わないで》
原則1 励まし方
原則2 本音と建て前
【〇言っていいこと(自宅療養期)】生活リズムのよい変化を伝える/ 自殺をほのめかされたら、話を聞く
【×いけないこと(自宅療養期)】経済的な見通しを、本人に相談する
【〇言っていいこと(リハビリ期)】外出する気力が出てきたら励ましてもいい/ 職場や外部とのやりとりを本人に任せる
【×いけないこと(リハビリ期)】誘ったりすすめたりしすぎてペースを乱す/ 患者さんに「支えるのも大変だ」と言う
【〇言っていいこと】本音は家族相談の窓口に打ち明ける
【〇子どもに言っていいこと】
【〇親族に言っていいこと】
《第2章 [職場ができること] 励ましたい気持ちをおさえ、制度を優先する》
原則3 在籍中の配慮
原則4 求職・復職
【〇言っていいこと】本人のためにも、やりとりはなるべく記録する/ 相談はよく聞き、しかし職場の秩序は守る/ 生産性の低下が目立つなら、専門家への相談を提案
【×いけないこと】気をつけたい、法的に問題となる言い回し
【〇言っていいこと】休職期間の見通しを立て、群発うつを防ぐ/ 「職場は働く場所」を前提として話す/ 「現代型うつ」には明確な診断書を求める
【×いけないこと】苦情を本人ではなく、家族に伝えてしまう
《第3章 [患者さんができること] 病気を打ち明け、協力を頼む》
原則5 カミングアウト
原則6 人間関係の維持
【〇本人が言っていいこと】家族や職場にうつ病のことを打ち明ける/ 迷惑がかかるとしても、休業を願い出る
【×本人が避けたいこと】理解を求めすぎて関係者と対立する
【〇本人が言っていいこと】重要な決断は、家族に預かってもらう/ 治療中も職場とは連絡をとり続ける
【×本人が避けたいこと】アドバイスが多すぎる人とは距離をおく/ ソーシャルメディアは治療の邪魔になりがち
《第4章 なぜ「リハビリ期のコミュニケーション」が重要なのか》
治療とリハビリ(自宅療養期)
治療とリハビリ(日常生活期?社会適応期)
治療とリハビリ(社会適応期)


有馬 秀晃[アリマ ヒデアキ]
監修

内容説明

ひと目でわかるイラスト図解。家庭や職場での場面別対応例が満載。うつ病の人に「がんばって」はホントに禁句?タブーな言葉から回復を後押しする励まし方まで。うつ病の長期化、再発を防ぐ接し方を徹底解説!

目次

1 家族ができること―励ましてもいいが、本音は言わないで(励まし方―自宅療養期とリハビリ期を分けて考える;言っていいこと(自宅療養期)―生活リズムのよい変化を伝える ほか)
2 職場ができること―励ましたい気持ちをおさえ、制度を優先する(在職中の配慮―問題と病気を分け、問題は指摘する;言っていいこと―本人のためにも、やりとりはなるべく記録する ほか)
3 患者さんができること―病気を打ち明け、協力を頼む(カミングアウト―連絡は自分でとり、説明は医師に任せる;本人が言っていいこと―家族や職場にうつ病のことを打ち明ける ほか)
4 なぜ「リハビリ期のコミュニケーション」が重要なのか(うつ病が長期化するわけ(自宅療養で回復しても、職場に戻ると再発する;従来の治療は、社会復帰まで見越していない)
治療とリハビリ(自宅療養期)―休養と服薬で得られるのは、回復の第一段階 ほか)

著者等紹介

有馬秀晃[アリマヒデアキ]
品川駅前メンタルクリニック院長。医学博士。東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野客員研究員。日本産業衛生学会代議員。東京医科歯科大学大学院博士課程修了。産業医科大学産業医学ディプロマ修了。スタンフォード大学との共同研究などをへて、現職。専攻は精神医学、産業精神保健学。とくにうつ病の人の復職支援。現在は短期間での復職をめざす「リワーク・ベーシック」プログラムの研究・実践に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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魚京童!

15
心が疲れちゃった。そんなの甘えだって言えるし、言える社会になったのだ。今までは我慢して心を壊すしかなかったけど。でも治るものでもない。寛解しかない。付き合っていくしかない。でもここは戦場。「囲まれるぞ。そいつはもう駄目だ。捨てて行こう」タタリ神になってしまう。人と人が仕事をするからこうなる。仕事をしなければいい。全部間に機械をかまそうよ。ウェブ会議で失敗しているから、ありえないのかもしれない。伝える内容を限定して、AIに話させようよ。通訳が入るみたいなもんじゃん。もう捨てるしかないのかもしれない。2023/02/12

riviere(りびえーる)

13
うつ病の人に言っていいこといけないことを 家族向け、職場向けに解説している。主に家族や職場の上司・同僚向けの本だけれど、本人が読んでも勉強になりそう。家族や職場に理解が得られやすい伝え方を考えるため読了。①自宅療養期、リハビリ期に分けて考える。②カミングアウトした方が良い人悪い人を見極める。③仕事上の問題と病気を分け、問題は本人に指摘して良い。④主治医と産業医の役割を理解して役割分担する。⑤リハビリ期のコミュニケーションが大切。などなど。自宅療養から職場復帰への段階を踏んだ流れがイメージできた。2019/03/15

くらげ@

6
(☆☆☆☆☆)家族や職場の人がどのように対応するのがよいのか、療養期、リハビリ期にわけてかかれていてわかりやすかったです。会社もギリギリの人でやっている中、休職者がでるのは大変なことなんだと改めて考えさせられました。理解と組織力が必要。2014/08/27

さとう

1
家族がうつ病になった状態は介護に似ている。そうなんですよね。2021/07/10

かこ

1
★★★☆☆ この手の本としては読みやすいしわかりやすい。下手な薬の話とかもなく、タイトル通りな内容。 患者目線でも理解できる部分多いので、周りの人は読んで損はないと思う2017/12/17

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