出版社内容情報
成人の6%が未破裂の脳動脈瘤を持っている脳ドックの普及で脳動脈瘤を発見する人が急増。破裂すればくも膜下出血を引き起こす。どう対処すればいいのか。TVでもおなじみの名医による初めての一般解説書
内容説明
ワイドで見やすいひと目でわかる、手術か?様子見か?あなたの命を守るベストな選択法がわかります。開頭手術(クリッピング術)か、血管内治療(コイル塞栓術)か。NO.1脳神経外科医・上山博康医師がくわしく解説。
目次
1 脳ドックや別の病気で気づく(脳ドックで気づく 脳の画像検査で小さな影を発見;画像でみる 脳ドックでみつかった「脳動脈瘤」 ほか)
2 手術か様子見か、判断のポイントは(治療ガイドライン 日本では七〇歳以下・こぶ五ミリ以上が手術;治療ガイドライン こぶの状態や位置しだいで方針は変わる ほか)
3 手術をする場合1 開頭手術(クリッピング術)(開頭手術 開頭してこぶへの血流をクリップで止める;開頭手術 全身麻酔の状態で数時間の手術を受ける ほか)
4 手術をする場合2 血管内治療(コイル塞栓術)(血管内治療 血管を通じて、こぶにコイルを詰めこむ;血管内治療 手術時の負担が軽いが、再発もある ほか)
5 手術しない場合は定期的に検査を(保存的治療 一年に一回は画像検査で変化をみる;保存的治療 血圧をコントロールし、無理はしない ほか)