出版社内容情報
発達障害の子を持つママが現場で取材! 進学や就職はどうするか? 社会で生き抜くためには何が必要? こんな疑問にお答えします。発達障害の子を持つママが現場を歩いて徹底取材! 高校・大学ではどんな支援があるのか? うまく就職するためのコツは? 「特例子会社」ってどんなところ? 「発達障害の当事者会」って何? そして発達障害がある人の気持ちは……。発達障害のある人やその親、そして支援に携わる人々が抱きがちなそんな疑問への答えが漫画でわかります。人生設計の具体的な方法から、コミュニケーションの技術まで。実用情報も満載のノンフィクション・コミック。雑誌『G2』ウェブサイト上の連載に大幅加筆しました!
かなしろにゃんこ。[カナシロニャンコ。]
著・文・その他
内容説明
高校・大学への進学、就職、コミュニケーションの方法まで―支援のプロたちにこっそりコツを教えてもらいました!漫画家ママが現場を突撃リポート。
目次
1(高校選びとライフプラン;高校での支援;大学の取り組み;大学生のキャンパスライフ)
2(プロに聞く「就職の極意」;就労支援の現場から;特例子会社って何だろう?)
3(ADHDの人の仕事体験;ともに生きていく「イイトコサガシ」)
著者等紹介
かなしろにゃんこ。[カナシロニャンコ]
千葉県生まれ。漫画家。1996年に「なかよし」でデビュー。代表作に「ムーぽん」ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
26
ほぼ漫画なのでわかりやすい。こんな高校がいいなぁとかこんな職場がいいなぁと思った。イイトコサガシというところも魅力。全般的に希望的に書かれているので気持ちは明るくなるが2012/10/27
しげ
15
特例子会社の存在を初めて知りました。ハンディキャップを持った方が能力を発揮しやすいように環境を整えた会社や学校が多く存在することや、状況をより良くしようと行動されている方がおられることを知り、子どもっぽい感想なのですが「日本っていい国なんだな」と改めて感じました。ハンディキャップのある方が生きづらい国は、きっと誰にとっても生きづらい国になってしまうのではないでしょうか。2013/08/21
はるな
12
母が買ってくれたコミックエッセイです。発達障害の人への最先端の支援が描かれていました。もっともっと支援の手が広がりますように。この本では前向きに生きてる人ばかり出てきたけど、なかなか前へ進めない人の例もあればもっと良かったかな。2015/07/22
ぴーたん
12
ネットの「コミックルポ働く発達障害者」をまとめたものです。コミックの合間に専門家のコメントが載っていて、より詳しく学校卒業後にどのようなサポートがあるのかよく分かるようになっています。働く心構えはどんな人にも必要!なかなか整備の進まない高校、大学での取り組みが興味深かったです。障害を言わなくてもいい、その子の特性は見て分かるし、サポートする内容は同じだから、と。心強い高校があるものだなぁ。知人に成人したお子さんに困っている方がいらっしゃるのでまず読むよう勧めてみます。学校…職場でも配ったらいいと思う。2012/09/30
sawa
9
発達障害に関しては、まだまだ認知されてないなぁ〜と思う。でも、家族にとっては深刻な問題であり、将来のことに関しては悩むところ。先日、発達障害の公演を聞きに行ってきました。その時も、将来どうしたいか考えて逆算してどんな学校に行けばいいのか考えることが大事だと聞きました。高校に行けてもその先の就職に関しては対応している企業も少ないし、かといって本人の可能性も否定したくないし…。もっと住みやすい社会になればいいなぁと思いました。2018/02/12