出版社内容情報
「うつ」は生活習慣病です! 睡眠、運動、休息……生活を少し変えれば「うつ」は改善する。専門医の具体的なアドバイスが満載の一冊
「うつ」は生活習慣病です! 睡眠、運動、休息……生活を少し変えれば「うつ」は改善する。専門医の具体的なアドバイスが満載の一冊
目次
第1章 うつはホントに「心の風邪」?
第2章 うつを生む現代人の生活
第3章 うつと生活習慣の深い関係
第4章 効果的な予防法
第5章 上手なセルフケアと治療の受け方
第6章 再発の予防に必要な生活習慣
著者等紹介
佐々木司[ササキツカサ]
1960年、横浜生まれ。精神科医、東京大学教授。85年、東京大学医学部卒業。同附属病院精神神経科医員、神経研究所附属晴和病院医員などを経て、93年にトロント大学クラーク精神医学研究所に留学。帰国後、帝京大学医学部助手(96年)、講師(99年)、東京大学保健センター精神科講師(99年)、同助教授・副センター長(2000年)などを歴任。2008年より東京大学教授(精神保健支援室長)、2010年より同大学院教育学研究科健康教育学分野教授。現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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otukisama
2
わかりやすく、取り入れていきたい内容満載でした! うつ病は、心の風邪というよりは、身体の病気。予防のためには、心身の状態のよい時、悪い時に影響する要因を分析し、限界を見極め、理想を優先するのではなく、限界を超えるような無理をしないこと。疲れを感じた時は休息を優先する。充分な睡眠時間と規則正しい生活リズム。カフェインの取り過ぎ要注意。 2017/12/23
mono
1
「うつは生活習慣病である」という観点から、うつを悪化させない、再発を予防する方法について書かれた本。療養中はもちろんのこと、調子がよくなってからも「睡眠」と「休養」をしっかりとることの大切さがわかる。調子がよくなってくるとついレジャーにも行きたくなるけれど、普段の生活を送るだけで体力ギリギリであり、まだ体は休養を必要としている状態である、ということはしっかり覚えておこう。休み前日の夜更かしも生活リズムが崩れるもと・・・気をつけよう。2013/09/13
きの
1
うつに限らず、生活習慣病の予防など、健康な人の健康管理にもピッタリの内容ですね(^_^)セロトニン、メラトニンなど一日のリズムの話もありますが、この本の良いところは具体的な生活習慣の改善方法にたくさんのページが割かれていることです。最近、健康管理に目覚めた私にはもってこいの本。図書館で借りて読んだけど、買おうかな?2013/01/12