内容説明
自分をまるごと誰かに受け止められてはじめて、苦しみに立ち向かう勇気がわいてくる。インターネットという伝達手段だからこそ生まれた、希望の光に満ちた物語。
目次
第１話 子どもは親を選べない（家族はわたしの痛み；劣等感は親からの刷り込み ほか）
第２話 わたし、友だちがいないんです（こころを許せる人、いますか？；先生はトラウマ？マリア様？ ほか）
第３話 セックスは愛の確証ですか（この人はわたしのもの！って言いたいけど；彼との別れはわたしの死 ほか）
第４話 死と向き合っているわたしたち（わたしの「こころの病」体験；死を選んではいけないの？ ほか）
第５話 こんなカウンセリングってありですか（精神科に行ったきっかけ；カウンセラーとどうつきあってますか ほか）
著者等紹介
田村毅［タムラタケシ］
１９５７年、東京都に生まれる。精神科医。筑波大学医学専門学群卒業。同大学院博士課程修了。ロンドン大学大学院修士課程修了。専門は家族療法・思春期精神医学。現在は東京学芸大学教育学部助教授。（社）青少年健康センターの医療部門である北の丸クリニック非常勤医師。９７年から主に不登校・ひきこもりを対象にしたメールカウンセリングをおこなっており、インターネットを利用した新しいカウンセリング法に先鞭をつけた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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