内容説明
進行度は?切れば治るか、完治はするか?正しい知識と最新治療のすべてを徹底解説。
目次
1 肺ガンが心配なとき、疑われるとき(こんなときは1―胸部X線検査で「肺に影がある」といわれた。肺ガンだろうか…。;発見1―喀痰細胞診が負担の少ない治療を可能にする ほか)
2 タイプはいろいろ、肺ガンという病気(肺のしくみ―枝分かれした気管支と無数の肺胞の集まり;肺ガンの種類―小細胞肺ガンと非小細胞肺ガンは大きく違う ほか)
3 納得のいく治療方針を決めるために(心がまえ―「EBM」の考えに基づく治療を受けよう;治療法の種類―「局所療法」と「全身療法」に大別される ほか)
4 肺ガン治療は、ここまで進化した(光線力学的治療(PDT)―胸を切開せずにガンを破壊。レーザーを使う注目の治療法
光線力学的治療―施行可能なのは早期の中心型肺ガン ほか)
5 ここがポイント!治療後の生活(治療後の通院―再発・転移の有無をチェックする;社会復帰―体力の回復にあわせて、ゆっくり復帰 ほか)
著者等紹介
加藤治文[カトウハルブミ]
1942年生まれ。69年東京医科大学卒業。90年より東京医科大学外科学第一講座主任教授。2008年より国際医療福祉大学大学院教授、新座志木中央総合病院名誉院長。肺ガンの診断・治療における権威として世界的に知られている。肺ガンの症例を数多く手がけ、新しい診断・治療技術の開発に積極的に取り組んでいる。ことに、レーザー治療においては世界に先駆けて臨床応用をおこない、胸腔鏡外科手術を国内でいち早く導入するなど、その実績は名高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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