健康ライブラリーイラスト版
パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本

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  • サイズ B5判/ページ数 98p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062594080
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C2347

内容説明

この本では、最近とくに多い「境界性パーソナリティ障害」と「自己愛性パーソナリティ障害」を中心に、治療の進め方、家族の接し方、対応法を紹介しています。

目次

1 パーソナリティ障害とは?(知っておきたい―人格障害は「パーソナリティ障害」と呼ばれることが多くなっています;パーソナリティとは―考え方・行動のパターン全体を指す ほか)
2 「私を見捨てないで…!」境界性パーソナリティ障害(知っておきたい―数字や研究から見る境界性パーソナリティ障害の姿;診断の目安1―見捨てられることへの不安が根底にある ほか)
3 「自分は特別な人間なのに」自己愛性パーソナリティ障害(知っておきたい―自己愛性パーソナリティ障害は現代社会を映す鏡でもある;特徴1―強い自尊心の陰に弱い自分が隠れている ほか)
4 「どうしてうまくいかないの?」いろいろなパーソナリティ障害(知っておきたい―問題の背後にパーソナリティのかたよりが隠れていることも;風変わりな人―妄想性・シゾイド・統合失調型の三つがある ほか)
5 医療機関でおこなわれる治療(知っておきたい―パーソナリティ障害かもしれない…。こんなところで相談できます;精神療法―心のふれはば、かたよりを修正する ほか)

著者等紹介

市橋秀夫[イチハシヒデオ]
東京医科歯科大学医学部卒業、医学博士。精神保健指定医。都立松沢病院、東京都精神医学研究所兼務研究員、都立墨東病院神経科医長、福島大学障害児病理教授などを歴任。一貫して臨床実践と臨床研究に携わる。日本精神病理学会評議員、外来精神医療学会理事、精神科治療学編集顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もちもちかめ

14
結構この本読まれてるんだなあ。あ、出たの13年前だった。人格障害て言うと人格否定みたいだからパーソナリティ障害と呼ぶ。精神療法が役に立ちますよ、と。「障害者」がちまたに溢れてそんなことやってられなくなるのは自明だったのにな、なにしてんだ。あと、家族のあるべき対応てのが根性論。10年一昔、時間をかけて一人一人が色々考えて状況に合わせて工夫して失敗してまた工夫して、偏見や思い込みと戦って来たんだということがよくわかる。頑張って悪と戦いたい。2019/05/15

白義

11
境界性と自己愛性を中心にした、対人関係で深刻なトラブルを引き起こすパーソナリティ障害最良の入門書。偏見を解きほぐす筆致、暖かみのあるイラストと文章で治療や家族の対応を指南している。両極端な自己像や他者像に苦しむ境界性の激しさも、あまりに自己愛が強い自己愛性も根本はあくまで治療、解決すべき障害なのであり本人の責任や原因、犯人捜しよりも治療の試みが大切を重視する姿勢に共感する。また、回避性、妄想性やシゾイド、演技性と数が少なかったり目立たないものも網羅していて初めの一冊としては薄さ、分かりやすさに誠実さと最適2016/11/10

ぽかちゅう

7
本文中にも書いてありましたが、確かに「人格障害」って名前は誤解と偏見を招くと思います。こういった症状の人は周りに理解されにくいでしょうね。自分が人と接する際に無責任に色眼鏡で見る奴になりたくないので、予備知識として読みました、内容的にはさわりだけ書いてあとは「できりゃ苦労してないやろ」と言う正論ばかりでした(>_<)あまり勉強にも知識にもなりませんでした。2014/06/28

マリリン

6
以前から友人の言動で疑問に思った事がいくつかあったので読んだ。今は距離が近すぎるので、うまく距離をとり少しだけ力になれたらと思う。2017/10/11

海(カイ)

3
イラストや図解があるので、分かりやすい。2006/09/10

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