内容説明
この本では、最近とくに多い「境界性パーソナリティ障害」と「自己愛性パーソナリティ障害」を中心に、治療の進め方、家族の接し方、対応法を紹介しています。
目次
1 パーソナリティ障害とは?(知っておきたい―人格障害は「パーソナリティ障害」と呼ばれることが多くなっています;パーソナリティとは―考え方・行動のパターン全体を指す ほか)
2 「私を見捨てないで…!」境界性パーソナリティ障害(知っておきたい―数字や研究から見る境界性パーソナリティ障害の姿;診断の目安1―見捨てられることへの不安が根底にある ほか)
3 「自分は特別な人間なのに」自己愛性パーソナリティ障害(知っておきたい―自己愛性パーソナリティ障害は現代社会を映す鏡でもある;特徴1―強い自尊心の陰に弱い自分が隠れている ほか)
4 「どうしてうまくいかないの?」いろいろなパーソナリティ障害(知っておきたい―問題の背後にパーソナリティのかたよりが隠れていることも;風変わりな人―妄想性・シゾイド・統合失調型の三つがある ほか)
5 医療機関でおこなわれる治療(知っておきたい―パーソナリティ障害かもしれない…。こんなところで相談できます;精神療法―心のふれはば、かたよりを修正する ほか)
著者等紹介
市橋秀夫[イチハシヒデオ]
東京医科歯科大学医学部卒業、医学博士。精神保健指定医。都立松沢病院、東京都精神医学研究所兼務研究員、都立墨東病院神経科医長、福島大学障害児病理教授などを歴任。一貫して臨床実践と臨床研究に携わる。日本精神病理学会評議員、外来精神医療学会理事、精神科治療学編集顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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