スピヴァク、日本で語る

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622074472
  • NDC分類 934
  • Cコード C1010

内容説明

アクティヴィズムとしての人文学、比較文学の倫理的衝動、「複数のアジア」への想像力―。困難な時代の只中で考え抜かれた構想とは。熱気溢れる講演の対話的記録。

目次

人文学における学問的アクティヴィズム
比較文学再考
日本の研究者との対話
他のアジア

著者等紹介

ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク[ガヤトリチャクラヴォルティスピヴァク][Gayatri Chakravorty Spivak]
1942年、インド西ベンガルのコルカタ(カルカッタ)に生まれる。カルカッタ大学卒業後、1961年にアメリカ合州国に留学、ポール・ド・マンの指導のもと、コーネル大学でW・B・イェイツにかんする博士論文を完成させる。1967年にジャック・デリダの『グラマトロジーについて』の英訳を刊行し、脚光を浴びる。現在、コロンビア大学人文学教授兼比較文学社会センター長

鵜飼哲[ウカイサトシ]
1955年生。一橋大学大学院言語社会研究科教授。フランス文学・思想専攻

本橋哲也[モトハシテツヤ]
1955年生。東京経済大学コミュニケーション学部教授。英文学、批評理論専攻

新田啓子[ニッタケイコ]
1967年生。立教大学文学部英米文学専修准教授。アメリカ文学・文化理論専攻

竹村和子[タケムラカズコ]
お茶の水女子大学大学院教授。英語圏文学・批評理論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ecriture

2
訓練された創造力によって、体験からもたらされる自己免疫的な反応を超えて資本主義的グローバリゼーションの穴を代補していく。スピヴァクの良さはあくまで具体的に個を見ながらそれを普遍とのダブルバインドの中におくこと。パネラーの李静和の授業スタイルは独創的で惹かれるものがあった。2010/08/16

壱萬参仟縁

0
社会科学と人文科学では、グローバリゼーションの定義が違うという(15ページ)。グローバリゼーションの「代補」とは新鮮である(22ページ)。文化の下部構造に穴が開いているので埋めることが必要だというのだ。漏れを防ぐ。日本では原発からの汚染水の漏れを防ぐ必要もあり、共通した穴埋めの時代なのは複雑な心境になる。汚染水も国境を越えて汚染してしまった汚染のグローバル化なのだから。国際市民社会運動というのは、この3.11による脱原発運動とどうリンクしていこうとしているのか。NGOの立場では関心の高い分野になるだろう。2012/09/28

ダージリン

0
思想家にとっては考え抜くことこそ生きることの証なのだろうか。知に対するスタンスにどこか凄味を感じた。2011/05/15

ラッシー

0
満足でなく不自由を生み出す、活動としての翻訳の議論は面白かった(62-68)。つまり、完全に翻訳されたまっさらな世界を志向するのではなく、境界の存在を認める方向。ただ、「言語的境界を保ちながら」「無境界性を促進する」という着地点がイマイチ掴みきれない(131)。デリダの思考は好きだけど、この「AでありながらnotA」みたいなデリダがよく使う表現は極めてわかりづらくて好きになれない。2020/11/24

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