内容説明
タイプはいろいろ。多くは治せる脳腫瘍。正しい知識と治し方を徹底図解。患者向け初めての完全治療ガイド。
目次
1 脳腫瘍が疑われるとき(脳の基礎知識―生命維持から知的活動まで脳がコントロールしている;早期発見のために―気になる症状は放置しないことが大事 ほか)
2 脳腫瘍とは、どんな病気か(脳腫瘍の特徴―ほかの臓器にできるガンとは違う点が多い;脳腫瘍の種類―細胞のタイプと性質で種類はさまざま ほか)
3 脳腫瘍治療の最前線(治療の原則―手術と放射線治療を基本に進める;治療期間―腫瘍の状態などによって長短さまざま ほか)
4 脳腫瘍の種類別・特徴と治療方針(神経膠腫(グリオーマ)―神経膠腫の仲間にはさまざまな種類がある
神経膠腫(グリオーマ)―星細胞腫は悪性度により四つに分類される ほか)
5 治療後の生活のポイント(治療の影響―機能障害の現れ方、程度はさまざま;リハビリ―脳機能の低下を防ぎ、回復させることを目指す ほか)
著者等紹介
久保長生[クボオサミ]
1944年生まれ。70年、千葉大学医学部卒業。東京女子医科大学脳神経外科講師、同助教授をへて、2005年より同大脳神経外科教授(同大大学院医学研究科教授兼任)。専門は脳腫瘍の臨床病理学的研究。全摘を目指した外科療法の開発や、悪性脳腫瘍の局所放射線・温熱療法、細胞性免疫療法の臨床および基礎的研究に取り組むなど、臨床・研究の両面にわたり第一線で活躍中。所属する東京女子医科大学脳神経外科は、全国でもトップレベルの脳腫瘍治療数を誇っている
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