内容説明
水分バランスの乱れに要注意。腎臓にやさしい生活法教えます。
目次
1 腎臓は「水」のコントロール役(腎臓は体の水分を管理する臓器;腎臓が体液を調節して働きやすい環境をつくる ほか)
2 血尿・たんぱく尿が出たら腎臓病?(尿の異常は腎障害を知らせるサイン;色、量、におい、回数をチェックしてみよう ほか)
3 腎臓が悪いってどういうこと?(血液をろ過して老廃物をとりのぞくフィルター;いったん傷つくと治りにくい繊細な臓器 ほか)
4 腎臓に無理のない食生活をしよう(栄養をとりすぎると腎臓病になる?;少量でも栄養十分な良質のたんぱく質をとる ほか)
5 腎臓病と診断されたら…(腎炎、ネフローゼはかかり始めの対処が肝心;腎盂腎炎、膀胱炎は感染源をつきとめる ほか)
著者等紹介
酒井紀[サカイオサム]
東京慈恵会医科大学名誉教授、東急病院院長。1931年生まれ。58年、東京慈恵会医科大学卒業。同大学第二内科講師、助教授を経て88年教授に。93年、同大学付属病院院長に就任。97年より現職。専門は内科学、とくに腎臓病学。NHKラジオでの健康相談もソフトな語り口で好評
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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akane
1
要減塩の身内のため読了。腎機能低下で塩分を控えるのは当然として、タンパク質も制限されるとは知らなかった。また、せっかく2個ある腎臓が、病気のとき同時に発症するケースが多いとは不合理な。肝臓と違い、一度傷むとなかなか再生できない臓器というのも、気が重い話。マヨネーズやケチャップにも塩分が含まれていて醤油の代替品としてはいまひとつ。「おいしいものは脂肪と糖分でできている」 という某コピーに、「塩分もでしょ」 と茶々を入れたくなるというもの。腎臓は若いうちからいたわっておかないと、とんだ帳尻合わせを強いられる。2016/06/28
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