講談社選書メチエ<br> 凱旋門と活人画の風俗史―儚きスペクタクルの力

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講談社選書メチエ
凱旋門と活人画の風俗史―儚きスペクタクルの力

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062586634
  • NDC分類 235
  • Cコード C0320

内容説明

古代の形に倣うように、ルネサンス期に甦る仮設建築の凱旋門。それは人市式における君主の壮麗な行列を迎える舞台として、またメッセージを伝える大道具として機能し、さらに「生きた人間による絵画」の展示を加えて、壮大な演劇的空間を作り出した。束の間の宮廷祝祭を彩った凱旋門と活人画は、その後、別々の道を歩む。国民国家の記憶装置としての凱旋門、上流社会の娯楽としての活人画、そして明治日本にも伝来し変容してゆく見世物としての歴史をたどる。

目次

第1章 ルネサンスのハリボテ凱旋門
第2章 ルネサンスの活人画
第3章 ポッセッソ―新教皇のスペクタクル
第4章 「活人画」の誕生―一八世紀後半~一九世紀前半
第5章 大衆化する活人画―一九世紀後半
第6章 明治の凱旋門と活人画
第7章 新宿帝都座の額縁ショウへ

著者紹介

京谷啓徳[キョウタニヨシノリ]
1969年、香港に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学助手を経て、九州大学大学院人文科学研究院准教授。専攻は西洋美術史。主な著書に『ボルソ・デステとスキファノイア壁画』(中央公論美術出版、第九回地中海学会ヘレンド賞/第二六回マルコ・ポーロ賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

ルネサンス宮廷に甦った凱旋門と活人画。人々の耳目を惹いた束の間のスペクタクルは、その後の文化史上どんな流れをたどったのか。