講談社選書メチエ
東シナ海文化圏―東の“地中海”の民俗世界

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062585330
  • NDC分類 382.2
  • Cコード C0339

出版社内容情報

中国、朝鮮、琉球、台湾を一つの視野におさめ、東アジア地域に通底する基層文化を見通すための基軸を、多様な民俗現象から掘りおこす

中国、朝鮮、琉球、台湾を一つの視野におさめ、東アジア地域に通底する基層文化を見通すための基軸を、多様な民俗現象から掘りおこす

内容説明

米を食べ、芋を植え、魚を捕る。船を家とし海を渡り、時に交易し時に海賊と化す。女達はしっかり者の働き者で、女性化した観音さまを信仰する。死後の世界は海の彼方にあり、死者の魂は蝶や花となって生者の世界を訪れる―中国、朝鮮、沖縄、台湾を一つの視野におさめ、「東の地中海」=東シナ海をめぐる地域に通底する基層文化を、多様な民俗現象から掘りおこす。

目次

第1章 呉越文化の広がり
第2章 農、交易、生死
第3章 他界―魂は故郷をめざす
第4章 女の世界
第5章 『大長今』の世界から―一六世紀基層文化の事例研究
第6章 祭祀世界

著者等紹介

野村伸一[ノムラシンイチ]
1949年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院博士課程文学研究科単位取得退学。現在、慶應義塾大学文学部教授。専門は東アジアの民俗文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gokuu

0
仕事用。中国沿岸部、台湾、韓国全羅道、琉球周辺の東シナ海一帯の民俗について。個別のことが項目ごとになってるので、つながりを解き明かすというよりも調べものに便利な感じ2013/02/08

kozawa

0
環東シナ海の民俗について。つかみ所がない感じがするが一般書だと割り切れば面白く読めたと言ってしまっては言葉が悪すぎるかしら。2012/10/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5177522
  • ご注意事項