出版社内容情報
心は身体の中に閉じ込められてはいない。知覚は脳に投影されるものではない。
そして、自由とは知覚する世界を探索することである──。
心の哲学やアフォーダンス理論、認知科学、脳性まひと自閉症の当事者研究などの最新の知見が、私たちの世界の見方を根本的に刷新する!
内容説明
心は身体の中に閉じ込められてはいない。知覚は脳に投影されるものではない。そして、自由とは知覚する世界を探索することである―。心の哲学やアフォーダンス理論、認知科学、脳性まひと自閉症の当事者研究などの最新の知見が、私たちの世界の見方を根本的に刷新する。
目次
序論 環境と心の問題(環境問題と孤立した個人;拡張した心と生態学的アプローチ ほか)
第1章 拡張した心(労働・仕事・活動;計算は心内部のはたらきか ほか)
第2章 知覚とは何か―クオリアは存在しない(クオリアという問題;懐疑主義の誤り ほか)
第3章 意図と自由の全体論―当事者研究とアフォーダンス(意図的行為とは何か;行為の理由と原因 ほか)
第4章 社会的アフォーダンスと生態学的記号論、そして、アクターネットワーク(拡張した心と自律性の危機(1)―文明依存性
拡張した心と自律性の危機(2)―アクターネットワーク ほか)
著者等紹介
河野哲也[コウノテツヤ]
1963年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(哲学)。現在、立教大学文学部教授。専攻は哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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