出版社内容情報
「日本」とは何か、今こそ考えなおす。 近代日本をささえてきたものとはなにか。天皇制とナショナリズム、ファシズムとナショナリズムのかかわりとは……。いまこそ必読の論考。
内容説明
戦前期のナショナリズムは、なぜ、ウルトラナショナリズムに向かったのか。「靖国問題」とはなにか。戦後社会とナショナリズムの相関とは…。「日本」を根本から考えなおすべき今、ナショナリズム研究に大きな足跡を残してきた社会学者が問う、日本のナショナリズムの本質。
目次
第1章 ナショナリズムという謎
第2章 ナショナリズムからウルトラナショナリズムへ
第3章 「靖国問題」と歴史認識
第4章 “山人”と“客人”
第5章 現代日本の若者の保守化?
著者等紹介
大澤真幸[オオサワマサチ]
社会学者。1958年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。『ナショナリズムの由来』(講談社)で毎日出版文化賞受賞。思想月刊誌『THINKING 「O」』(左右社)を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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