出版社内容情報
近代政治という「怪物」の正体に迫る
現代世界は「万人の万人に対する闘争状態」か?「国家権力」は「悪」なのか?悪名高きホッブズのテーゼの真意を原典に即して解明し、アレント・ネオコン・ネグリ=ハートの思想と対峙させながら、近代政治哲学を切り開いた古典を「希望の書」として読み直す。
第1部 ホッブズの近代性とその意義
第1章 世界観の転換――ピューリタン革命と「神の王国」論
第2章 社会契約論――自然法と自然権
第3章 軍事論――戦争拒否の自由と国家防衛義務
第4章 国際関係論――自然法と諸国民の法
第2部 ホッブズと近代批判者
第5章 ホッブズとアレント――必然と自由、義務と愛
第6章 ホッブズとレオ・シュトラウス――政治哲学と道徳的基礎
第7章 ホッブズとネグリ=ハート――国民国家と<帝国>
終章 ホッブズと希望――ホッブズ思想の可能性
内容説明
現代世界は「万人の万人に対する闘争状態」か?「国家権力」は「悪」なのか?悪名高きホッブズのテーゼの真意を原典に即して解明し、アレント・ネオコン・ネグリ=ハートの思想と対峙させながら、近代政治哲学を切り開いた古典を「希望の書」として読み直す。
目次
第1部 ホッブズの近代性とその意義(世界観の転換―ピューリタン革命と「神の王国」論;社会契約論―自然法と自然権;軍事論―戦争拒否の自由と国家防衛義務;国際関係論―自然法と諸国民の法)
第2部 ホッブズと近代批判者(ホッブズとアレント―必然と自由、義務と愛;ホッブズとレオ・シュトラウス―政治哲学と道徳的基礎;ホッブズとネグリ=ハート―国民国家と“帝国”;ホッブズと希望―ホッブズ思想の可能性)
著者等紹介
梅田百合香[ウメダユリカ]
1968年生まれ。名古屋大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、桃山学院大学経済学部准教授。専門は政治思想史・社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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