出版社内容情報
割りきれない世界。矛盾しながら共存する東アジア的宗教の本質とは?矛盾しながら共存する東アジア的宗教の本質。なぜ3つの異なる宗教が共存できるのか。死生観、自然認識、民間信仰などを題材に、衝突・妥協・調和を繰り返すアジア的宗教のダイナミックな思想構造を分析する。(講談社選書メチエ)
第1章 シンクレティック東アジア――宗教の実像を求めて
第2章 かばいあう親子のどろぼう――情にあふれ馴れあう心性
第3章 翼をなくした天女たち(上)――ユーラシアの西から東へ
第4章 翼をなくした天女たち(下)――孝との調和と相克
第5章 福禄寿、怨恨、呪殺――心がすさむとき求められるもの
第6章 草も木もみな仏になる――宗教をぬりかえる自然認識
第7章 スモモの下で世直しがはじまる――くりかえされる予言の力
第8章 彼らに永遠の休息をあたえたまえ――湿潤温暖地域の死生観
第9章 東アジアの思想空間へ――思想を生みだす時と場所
菊地 章太[キクチ ノリタカ]
著・文・その他
内容説明
なぜ異なる三つの宗教がアジアでは共存できるのか。死生観、自然認識、民間信仰などを題材に、衝突・妥協・調和を繰り返しつつ共存するアジア的宗教のダイナミックな思想構造を分析する。
目次
第1章 シンクレティック東アジア―宗教の実像を求めて
第2章 かばいあう親子のどろぼう―情にあふれ馴れあう心性
第3章 翼をなくした天女たち(上)―ユーラシアの西から東へ
第4章 翼をなくした天女たち(下)―孝との調和と相克
第5章 福禄寿、怨恨、呪殺―心がすさむとき求められるもの
第6章 草も木もみな仏になる―宗教をぬりかえる自然認識
第7章 スモモの下で世直しがはじまる―くりかえされる予言の力
第8章 彼らに永遠の休息をあたえたまえ―湿潤温暖地域の死生観
第9章 東アジアの思想空間へ―思想を生みだす時と場所
著者等紹介
菊地章太[キクチノリタカ]
1959年生まれ。筑波大学大学院博士課程中退後、フランス・トゥールーズ神学大学高等研究院に留学しカトリック教理神学を学ぶ。現在、東洋大学ライフデザイン学部教授。専門は比較宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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