講談社選書メチエ
龍馬と新選組―“文”で読む幕末

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062583091
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0321

内容説明

雅と殺伐の交差する時代=幕末。人々は歌に心情を託し、書簡に真情を吐露した。伝統的歌詠みの精神と近代的思考が交錯する龍馬の二面性、新選組一のインテリ伊東甲子太郎の優美な歌の奥に潜む近代性。歌と書簡に「夜明け前」の素顔を読む。

目次

第1部 坂本龍馬の和歌短冊(愛妻お龍;坂本家の歌会;乙女姉さんと龍馬;龍馬の手紙)
第2部 新選組のインテリたち(伊東甲子太郎;高台寺党の人々;『残しおく言の葉草』;小野圭次郎と橘梧庵;伊東甲子太郎の手紙)

著者等紹介

管宗次[スガシュウジ]
1956年生まれ。青山学院大学文学部卒業。文学博士。現在、武庫川女子大学文学部日本語日本文学科教授。専門は日本近世・近代文学、書誌学・古文書学
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