内容説明
海の通商王国=琉球。その繁栄の糸口は明の倭寇対策にあった。国家の中枢に食い込み交易の実務を担う華僑たちの実像。「死旅」と呼ばれた中国皇帝への進貢の旅の実際、薩摩支配下での中国・日本「両属」を巧みに使い分けた生き残り政策など、新史料を駆使し新たな琉球像を提示する。
目次
序章 琉球王国とは何か
第1章 グスクの時代
第2章 明の成立と琉球王国の勃興
第3章 東アジア貿易圏の中の琉球
第4章 幕藩体制下の琉球王国
第5章 王国の改革と中国化
第6章 琉球王国の進貢貿易
第7章 冊封体制と琉球王国
終章 王国の消滅
著者等紹介
赤嶺守[アカミネマモル]
1953年、那覇市生まれ。明治大学卒業後、台湾大学大学院博士課程修了。現在、琉球大学法文学部教授。文学博士。専攻は中琉関係史
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出版社内容情報
海の通商王国の700年
海の通商王国=琉球。その繁栄の糸口は明の倭寇対策にあった。国家の中枢に食い込み交易の実務を担う華僑たちの実像。「死旅」と呼ばれた中国皇帝への進貢の旅の実際、薩摩支配下での中国・日本「両属」を巧みに使い分けた生き残り政策など、新史料を駆使し新たな琉球像を提示する。
序章 琉球王国とは何か
第1章 グスクの時代
第2章 明の成立と琉球王国の勃興
第3章 東アジア貿易圏の中の琉球
第4章 幕藩体制下の琉球王国
第5章 王国の改革と中国化
第6章 琉球王国の進貢貿易
第7章 冊封体制と琉球王国
終章 王国の消滅
赤嶺 守[アカミネ マモル]
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