講談社選書メチエ
戦艦大和

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062582698
  • NDC分類 556.91
  • Cコード C0331

内容説明

史上最強の戦艦は、どのように誕生したのか?なぜ悲劇の最期を迎えたのか?設計思想、建造の創意工夫から、実戦での能力まで徹底的に検証。米海軍情報部の新資料も渉猟し、大和の全生涯を描く。

目次

第1章 日本海軍の対米作戦計画と大和
第2章 大和型戦艦の設計
第3章 大和の建造と呉海軍工廠
第4章 就役からレイテ海戦まで
第5章 沖縄特攻作戦
第6章 大和をめぐる米海軍の情報活動

著者等紹介

平間洋一[ヒラマヨウイチ]
1933年生まれ。防衛大学校卒業(1期)。護衛艦「ちとせ」艦長、第三一護衛隊司令などを歴任し、1988年に海将補で退官。退官後、防衛大学校教授、図書館長、1996年法学博士(慶応義塾大学)。防衛大学定年後、2002年まで筑波大学、常盤大学講師。太平洋学会(理事)、軍事史学会(理事)、横須賀市史(軍事編)編纂委員長、呉海事博物館資料収集および展示実施計画諮問委員
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感想・レビュー

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くわたろ

1
大艦巨砲主義を具現化した戦艦というのは間違いないのだけど、造船側はできるだけ小さくしようとして、だけどこれが精いっぱいだった、とのこと。大和の意義は兎にも角にもその主砲にしかなく、そこからトン数が決まりノット数も決まってしまった。技術的にも日程的にも困難なプロジェクトに呉工廠はよく応えたといえる。大和・武蔵の悲壮な末路に責を負うべきなのは造船側ではなく、兵器として使いこなすだけの柔軟性を欠いたのは連合艦隊だろう。2008/12/08

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