内容説明
五十万をこえるカイコガ、一万近いゴキブリ。その飼育が化学者たちのスタートラインだった。昆虫の「処女」から抽出された不思議な物質…。構造の解明から害虫駆除への応用まで、四十年の研究史を平易に解説する。
目次
第1章 性フェロモンの発見(ブテナントの実験;クワゴで遊ぶ)
第2章 科学者たちの失敗(思い込みはおそろしい―マイマイガ;方法えらびが肝心―ワモンゴキブリ ほか)
第3章 日本のフェロモン学事始(国際競争は激しい―マダラメイガ;やっぱり研究は面白い―ジンサンシバンムシ;フェロモンにもいろいろある―オオクロコガネ)
第4章 フェロモン研究の現在(虫はどうやってフェロモンをつくり出すのか;地球にやさしい可能性)



