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講談社選書メチエ
大仏再建―中世民衆の熱狂

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062580564
  • NDC分類 210.42
  • Cコード C0321

内容説明

治承四年十二月、平氏の南都攻めで大仏は炎上した。飢饉、地震、大火、源平の争乱。末法の予感におののく人びと。祈りの声が巷に満ちたとき、一人の僧、重源が再建の「勧進」に立ちあがった。貴族、武士、庶民のすべては熱狂し、新しい信仰が生まれてくる…。古代の終焉と中世の到来を告げた十五年にわたる大事業の実態が、いま浮かびあがる。

目次

序章 ある青年武士の発心
第1章 大仏と中世の民衆
第2章 聖と俗
第3章 大仏勧進
第4章 信仰の広がり
終章 大仏殿落慶供養

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rbyawa

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f205、源平の頃に平清盛の息子によって南都(奈良)の焼き討ちが行われ、権門寺院を叩く意図はあったものの東大寺、興福寺が炎上してしまってその大部分が失われ、その後、ほとんど争いに興味がなかった民衆の平氏に憎しの雰囲気に思わず笑ってしまったんですが、このせいで平氏が滅んだ気すらしないでもないww(その後、民衆の声に押されるように平氏追討令が出まして、この炎上の主犯は捕まって首を落とされたようです笑いごとでもない) そもそも民衆寄りの鎌倉新仏教はこの東大寺復興の中から生まれたようなので、これ重要事件だよなぁ?2015/09/16

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