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講談社選書メチエ
千年王国を夢みた革命―17世紀英米のピューリタン

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062580519
  • NDC分類 233.052
  • Cコード C0322

内容説明

「ヨハネの黙示録」に記された「千年の間」とはなにか。「キリストの再臨」はあるのか。原始キリスト教の教義が、千六百年の時を経て新旧イングランドによみがえり、ピューリタン革命を推し進める有力な思想となった。「千年王国論」がはたした役割と意義を鮮明に描き出す。

目次

序章 千年王国を夢みた人びと―ピューリタン革命
第1章 千年王国論の水脈―古代から一七世紀へ
第2章 大西洋を渡ったピューリタン―ヒトと情報の交流史
第3章 ニューイングランドの千年王国論―J・コトンとピューリタン革命
第4章 ピューリタン革命期の千年王国論―T・グッドウィンとW・ブリッジ
第5章 ニューイングランド帰りの千年王国論―W・アスピンウォルとT・ヴェナー
終章 千年王国論の行方―王政復古から一八世紀へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

米村こなん

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研究会(18回)副読本。2016/03/09

おしゅむ

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千年王国主義について、その由来(主にヨハネ黙示録20章文面解釈)から現在(自己意識改革型新興宗教)までを縦軸に、新旧イングランド交流史(J.コトンなど)を横軸に取り、特にピューリタン革命を支える思想やその周辺人物にこの思想が与えた積極的影響に照準して歴史的に跡付ける。「千年王国論の本質をなすもの、つまり現在の欠陥が全て除去された世界という、世の中の完全で根底的な変革への希望は、どのような種類の革命運動にも殆ど全て明瞭に存在する」というホブズボームの言葉が本質的か。2011/08/03

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