内容説明
「不当性要件」とは何か?IBM事件、ヤフー事件、IDCF事件の判示内容を詳述!行為計算否認規定の適用に関するQ&Aを満載!
目次
第1編 行為計算否認規定の適用の要件(はじめに;ヤフー・IDCF事件について示された不当性要件の解釈;IBM事件において裁判所によって示された不当性要件の解釈)
第2編 「不当性要件」についての実務的な観点からの検討(ヤフー・IDCF事件最高裁判決が理解する事件の構図;ヤフー・IDCF事件最高裁判決から読み取る濫用基準の実務上のポイント;ヤフー・IDCF事件控訴審判決についての実務的な検討;IBM事件についての検討―課税当局の見方;ヤフー・IDCF事件、IBM事件を受けての実務上のポイントのまとめ;包括的否認規定の適用が問題となった他の事例について)
第3編 行為計算否認規定の適用に関するQ&A(法人税法132条の2の適用を念頭に置いた組織再編成に関するQ&A;法人税法132条の適用に関するQ&A;その他のQ&A)
著者等紹介
入谷淳[イリタニアツシ]
弁護士・公認会計士。昭和63年3月、京都大学法学部卒業。平成19年9月、弁護士登録。平成10~19年、検事として各地方検察庁等で勤務。平成21~24年、東京国税局調査第一部で勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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