講談社選書メチエ
中世都市鎌倉―遺跡が語る武士の都

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062580496
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0321

内容説明

壮大な武家屋敷の跡が、小学校の敷地の下から現れた。軒を連ねる浜辺の倉、華やかな寺院、町屋の庶民生活…。「中世考古学」は古都のイメージをつぎつぎと塗りかえる。盛んな交易で中国にまでつながり、あらゆる物資を貪欲に呑みこんだ東国最大の都市。発掘の最前線に立つ学者が「もののふの栄華」を明らかにする。

目次

第1章 鎌倉を歩く
第2章 武家屋敷を訪ねて
第3章 お寺に行こう
第4章 お墓はどこに
第5章 鎌倉の「食」
第6章 「消費」する都市

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吃逆堂

0
考古学から中世都市鎌倉に迫った本。著者の想像力が存分に発揮される部分はおもしろいが、一般書としてはその分あやうさ(影響力の面で)も感じさせる。2014/11/30

huchang

0
風呂場でゆっくり読み終わりました。大河ドラマの平清盛沼にはまった頃に古本市で購入。未だ沼からは出てこれていません。考古資料、発掘の成果ををもとに鎌倉という都市の生活について考察したもの。考古学の現場である発掘作業って、見た目とても地味でこっから何が分かるの?というくらい地道な作業を続けて続けてようやく結論じゃなくて、仮説に至る?か?というくらい地味な学問。どの学問も同じだけど、こうしてたどり着いた仮説が重なって定説になる過程を楽しむことができました。久しぶりに史学科の学生に戻れた気分。2020/02/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1663711
  • ご注意事項

最近チェックした商品