ブルーバックス<br> つながる脳科学―「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線

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ブルーバックス
つながる脳科学―「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線

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  • サイズ 新書判/ページ数 324p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062579940
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0247

出版社内容情報

頭の中には様々な「つながり」があった!? 9つの最新研究から、心を生む脳に迫る。人類最大のミステリー、脳の世界へようこそ!頭の中にある“人類最大の謎”に挑む

ものごとを考え、記憶し、日々の出来事に感情を揺さぶられる……
謎めいていた脳のはたらきが、明らかになりつつある。
グリア細胞とニューロン、進化と可塑性、場所細胞と空間記憶、情動と消去学習、海馬と扁桃体とエングラムセオリー――
頭の中には、さまざまな「つながり」があった!?
9つの最新研究から、心を生み出す脳に迫る!


―――――
第1章 記憶をつなげる脳  
理化学研究所脳科学総合研究センター センター長 利根川進

第2章 脳と時空間のつながり 
システム神経生理学研究チーム チームリーダー 藤澤茂義

第3章 ニューロンをつなぐ情報伝達
シナプス可塑性・回路制御研究チーム チームリーダー 合田裕紀子

第4章 外界とつながる脳
知覚神経回路機構研究チーム チームリーダー 風間北斗

第5章 数理モデルでつなげる脳の仕組み
神経適応理論研究チーム チームリーダー 豊泉太郎

第6章 脳と感情をつなげる神経回路
記憶神経回路研究チーム チームリーダー Joshua Johansen

第7章 脳研究をつなげる最新技術
細胞機能探索技術開発チーム チームリーダー 宮脇敦史

第8章 脳の病の治療につなげる
精神疾患動態研究チーム チームリーダー 加藤忠史

第9章 親子のつながりをつくる脳
親和性社会行動研究チーム チームリーダー 黒田公美

第1章 記憶をつなげる脳  
理化学研究所脳科学総合研究センター センター長 利根川進
第2章 脳と時空間のつながり 
システム神経生理学研究チーム チームリーダー 藤澤茂義
第3章 ニューロンをつなぐ情報伝達
シナプス可塑性・回路制御研究チーム チームリーダー 合田裕紀子
第4章 外界とつながる脳
知覚神経回路機構研究チーム チームリーダー 風間北斗
第5章 数理モデルでつなげる脳の仕組み
神経適応理論研究チーム チームリーダー 豊泉太郎
第6章 脳と感情をつなげる神経回路
記憶神経回路研究チーム チームリーダー Joshua Johansen
第7章 脳研究をつなげる最新技術
細胞機能探索技術開発チーム チームリーダー 宮脇敦史
第8章 脳の病の治療につなげる
精神疾患動態研究チーム チームリーダー 加藤忠史
第9章 親子のつながりを作る脳
親和性社会行動研究チーム チームリーダー 黒田公美


理化学研究所 脳科学総合研究センター[リカガクケンキュウショノウカガクソウゴウケンキュウセンター]
編集

内容説明

ものごとを考え、記憶し、日々の出来事に感情を揺さぶられる…謎めいていた脳のはらたきが、明らかになりつつある。グリア細胞とニューロン、進化と可塑性、場所細胞と空間記憶、情動と消去学習、海馬と扁桃体とエングラムセオリー―頭の中には、さまざまな「つながり」があった!?9つの最新研究から、心を生み出す脳に迫る!

目次

第1章 記憶をつなげる脳
第2章 脳と時間空のつながり
第3章 ニューロンをつなぐ情報伝達
第4章 外界とつながる脳
第5章 数理モデルでつなげる脳の仕組み
第6章 脳と感情をつなげる神経回路
第7章 脳研究をつなげる最新技術
第8章 脳の病の治療につなげる
第9章 親子のつながりを作る脳

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

125
脳科学全般のことを非常にわかりやすく説明されている本だと感じました。ただやはり文科系人間の私にとっては最近の成果などをかなり織り込んでいるところは難しく思いました。心とのつながりや記憶関連の記述のところは興味深く読むことができました。非常にいい本だと思われます。再度読もうと思っています。2018/10/13

Isamash

34
理化学研究所の脳科学総合研究センター編で利根川進センター長(MIT教授と兼任)とチームリーダー8名が著述。2016年出版。やはり利根川氏の記憶の話が1番興味深かった。うつ病モデル雄マウスがメスマウスとのデート記憶細胞光刺激で癒ったという。アルツハイマー・マウスモデルでは記憶自体は保持されているが思い出せないだけ。そしてシナプス後膜の構造スパインを増加させることでそれが改善されたとのこと。合田裕紀子氏によれば隣接するシナプス同士が影響を与えそれに接着分子カドヘリンを介した逆行性の信号伝達の関与があるという。2023/01/14

おりん

34
面白かった。脳科学を齧りたい人、勉強のきっかけにしたい人にはオススメ。日本人研究者が書いているので翻訳物と違って読みやすい。エングラムセルを使ってマウスの記憶を捏造したり、ハエの好みと行動をコンピュータで予測(人間のそれも将来的には不可能では無い)したり、空間認識と同じメカニズムで僕らは時間の認識をしてる可能性が高いという話だったり、面白く刺激的なことが実現しつつあることを知ることができる本。良くも悪くも記憶を操作し、捏造できるようになるのも遠い話ではないのかもしれない。2018/08/14

たまきら

25
知的好奇心を満たす快感ーこの本へのピュアな感想です。利根川先生の「脳科学入門」みたいな章から、理化学研究所脳科学総合研究センターのスタッフによる「こんなことしてるよ!」「こんなとこまでわかってきてるよ!」の文章に興奮してしまいました。トム・クルーズ細胞には大笑い。また、研究リテラシーについても言及していて、現在日本で行われている脳科学研究最前線(16年現在)が楽しめます。これ、まとめた編集者もすごいと思う。あと、各章で紹介される研究者のプロフィールがお茶目でよかった。次の一般公開にはぜひ行きたいです!2019/02/28

アキ

24
いちばん興味を引いたのは、親子関係を脳のレベルで解明する基礎研究を行う黒田公美博士の項。子育てに影響をもつ脳部位は内側視索前野中央部。オスの子殺しはメスと交尾し同居することによる社会的記憶が脳を変え子育てに向かう。「オプトジェネティクス(光遺伝子)」による特定のニューロンを観察する技術の進歩や下村博士の蛍光タンパク質による生体でのニューロンの観察も脳機能解明に向け一役買っている。理化学研究所脳科学総合研究センター(BNI)が利根川進センター長を迎えて20年、ノーベル賞級の研究を次々に生み出してほしいですね2018/09/14

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