ブルーバックス<br> サイエンス異人伝―科学が残した「夢の痕跡」

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サイエンス異人伝―科学が残した「夢の痕跡」

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  • サイズ 新書判/ページ数 432p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062579087
  • NDC分類 502
  • Cコード C0240

出版社内容情報

近代科学が成立するまでには「マジで」と思えるドラマの連続。眼鏡の発明、飛行機、ロケットの開発など正に空想と現実の闘いだった!かつて、電気から電波、エレクトロニクスへと発展していくにつれて消え去った「実体」が、21世紀になって、「科学家電」と呼ぶべきスマホなどの登場でよみがえり、科学が「手触り」の世界に戻ってきた。科学がふたたび人間と機械を通して語られ、未来の科学はもはやSFではなくなった。20世紀に突如として現れた発明品と発明者の伝記を読み解くことで、いままた現代科学が「素人にも理解できる」機械と人間からなる実体(リアル)へと変わる。

第一部 ドイツ科学の光芒
スペクトルとスペクタクル/科学を見せる劇場のこと――ジオラマの歴史/彫らない版画の誕生/薬種店と一角獣/機械がつくった「馬」/リリエンタールの幻の翼/ロコモーティヴの啓示/ベンツの祖先は自転車だった/Uボートは人食いザメ/ジーメンスの通信革命/バベジの原コンピュータ/ロボットとからくり人形のはざま
第二部 アメリカ科学の愉快
電話の発明とヘレン・ケラー/メンロパークの魔術師/万博のタイムカプセル/自然史博物館とスミソンの功績/空飛ぶ自転車の怪/女の脚を変えた発明/ロケット発明家ゴダードの悲劇/ドイツから来たロケット学者/ターボジェットを発想した男/革命児ノイマン、ここにあり/プリストン高等研究所にて/エピローグ――抽象と新科学


荒俣 宏[アラマタ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

20世紀科学の祭典にようこそ!過剰な刺激を欲し続ける現代人にとって20世紀科学の発明・発見の舞台裏こそリアリティを体感できる大人の遊園地だ。

目次

第1部 ドイツ科学の光芒(スペクトルとスペクタクル;科学を見せる劇場のこと―ジオラマの歴史;彫らない版画の誕生;薬種店と一角獣;機械がつくった「馬」;利離縁タールの幻の翼;ロコモーティヴの啓示;ベンツの祖先は自転車だった;Uボートは人食いザメ;ジーメンスの通信革命;バベジの原コンピュータ;ロボットとからくり人形のはざま)
第2部 アメリカ科学の愉快(電話の発明とヘレン・ケラー;メンロパークの魔術師;万博のタイムカプセル;自然史博物館とスミソンの功績;空飛ぶ自転車の怪;女の脚を変えた発明;ロケット待つ銘菓ゴダードの悲劇;ドイツから来た天才ロケット学者;ターボジェットと発想した男;革命児ノイマン、ここにあり;プリンストン高等研究所にて)

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、10年間のサラリーマン生活を経て作家として独立。『帝都物語』で日本SF大賞、『世界大博物図鑑 第2巻 魚類』でサントリー学芸賞受賞。神秘学、博物学、風水等多分野にわたり執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

203
荒俣せんせーの興味の幅の広さね。正に博物学者による近代科学物語でした。但し、ドイツとアメリカに限る。と。科学専門の方とはちょっと違う様に思われる独特の切り口、目線が斬新に感じました。科学者の人物像と言うよりは、社会との関わりに重きが置かれているのかなぁ。 プリンストン高等研究所の章にて、“二十世紀最後の奇人となることを生涯の夢とする”との記が。儂は認めますけどね。( ¨̮ )。 せんせーの様に、貪欲に知識を貪りたい人生であった。@凡人2021/07/12

きいち

31
自分ってつくづく文系なんだなあ、と思い知らされるような。◇95年のドイツ・アメリカ科学博物館探訪記をもとにした、20世紀の技術史が、エジソンはじめ小さなときにマンガの伝記で読んだ人からとても伝記にならなそうなエキセントリックな奇人まで、列伝で語られていく。飛行機、ロボット、電話、コンピュータと短章が重ねられて面白い。この形式だから読めるんだよなあ。◇それにしても終章がすごい。ネット以前の21世紀展望が今読んで全然おかしくない。技術の連なりが作った人の連なりが技術を連ねていく姿は変わらない真理、ってことか。2016/11/17

ぐうぐう

27
19世紀に発展したドイツ科学と、そのドイツを受け継ぐ形で花開いた20世紀のアメリカ科学を二部構成で紹介する。まえがきで著者が述べているように「科学の歴史の人間部分に光をあて」ようとする点が、なんとも荒俣宏らしい。ところが、いざ読み始めると、意外や、これが真っ当な科学史なのだ。そこが逆に物足りない。荒俣流の視点が、もっとあっていいと思うのだ。とはいえ、働かないロボット考や、聾唖者のための発明が電話機を生むベルの皮肉など、ユニークな解釈は荒俣宏ならではと言えるかもしれない。2016/07/25

宇宙猫

18
★★ サイエンスの方が面白くて、異人の話は無くてもよかった。2016/05/06

たかぴ

17
著者の科学と非科学の間を行き来する知識が好きです。2022/05/19

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