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出版社内容情報
情報爆発から身を守るため人類は情報をスルーするという生き残り戦術を獲得した。没個性化しないための情報の選択と活用法を指南するインターネットやスマホの普及によって流通する情報量は飛躍的に増加した。われわれのまわりを飛び交う全情報量の0.004%しか受け止めていないとしたら、この情報化社会の中で生き残ることができるのか? 進化の過程で膨大な数の遺伝子を取捨選択し、脳を大きくしながら記憶を捨て去ってきた人類が次にすべきことは? 生命科学と脳科学からそのヒントを探る。
「現代は情報爆発の時代といわれています。でも、実際の数字はどうなのでしょう? 本当に情報は爆発しているのでしょうか?(ええと、してます…) しているとしたら、その膨大な情報は、どれくらいスルーされているのでしょうか?(ええと、99.996%がスルーされてます…) この本には、うまく情報をスルーしつつ、自分はスルーされないための『基本情報』が詰まっています。是非、手にとってみてください。」(竹内 薫)
第1章 インターネットが全てを喰った――4大メディアの凋落
第2章 情報が爆発している
第3章 情報量とは何か?
第4章 スルーは当たり前のこと
第5章 脳と情報量とスルー
第6章 進化は情報量とともに
第7章 情報量とスルーを克服するために
竹内 薫[タケウチ カオル]
著・文・その他
丸山 篤史[マルヤマ アツシ]
著・文・その他
内容説明
無意識にスルーしている情報がわれわれを形作っている。インターネットやスマホの普及によって流通する情報量は飛躍的に増加した。われわれのまわりを飛び交う全情報量の0.004%しか受け止めていないとしたら情報化社会で生き残ることができるのか?進化の過程で膨大な数の遺伝子を取捨選択し、脳を大きくしながら記憶を捨て去ってきた人類が次にすべきこととは?生命科学と脳科学からそのヒントを探る。
目次
第1章 インターネットが全てを喰った―4大メディアの凋落
第2章 情報が爆発している
第3章 情報量とは何か?
第4章 スルーは当たり前のこと
第5章 脳と情報量とスルー
第6章 進化は情報量とともに
第7章 情報量とスルーを克服するために―まとめに代えて
著者等紹介
竹内薫[タケウチカオル]
サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同理学部物理学科卒。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。「ひるおび!」(TBS系)、「サイエンスZERO」(NHKEテレ)など、テレビでの科学コミュニケーションでもお馴染み
丸山篤史[マルヤマアツシ]
1971年生まれ。大阪大学大学院医学系研究科単位満了退学。医学博士。生命科学(生理学、神経科学、医用工学)専攻。理化学研究所、長岡技術科学大学を経て、基礎生物学研究所在籍。特別協力研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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