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内容説明
デジタル音楽をアナログ重視で楽しむ!何千曲もの音楽作品をファイルで管理し、手軽に楽しめるのがデジタルオーディオの魅力。でも、圧縮による音の劣化、ファイル形式の違い、コピー防止技術など、様々な壁もあります。本書では、こうした壁をサクッと乗り越えて、音楽を本当にいい音で楽しむ「大人の方法」を目から鱗の新発想で提案します。「デジタルを使いアナログを楽しむ」画期的新ガイド。
目次
第1章 「圧縮ファイル音楽」の是非を考える
第2章 携帯プレイヤー進化の光と影
第3章 デジタル音源=コピー制御という悲劇
第4章 あなたの「音感」は何型か?
第5章 大人のためのデジタル音楽ファイル活用術
第6章 複数の音楽鑑賞スタイルを楽しむ
第7章 「ピュアオーディオ」の神話と誤解
第8章 デジタルとアナログが両立した鑑賞環境
手段はデジタル 魂はアナログ(あとがきにかえて)
著者等紹介
たくきよしみつ[タクキヨシミツ]
1955年生まれ。小説家、作曲家。中学時代から自宅で自作音楽の多重録音を始め、二〇代でビクターよりレコードデビュー。最先端録音スタジオの現場を経験後、三〇代で自宅にタヌパックスタジオ(http://tanupack.com/)を開設し音楽活動を続ける。『マリアの父親』で第四回小説すばる新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
68
#説明歌 圧縮ファイルWMA, AAC, FLACコピー制御の仕組み p.s.自分では知らないことがいろいろあったので役立っています。オーディオ技術を解説しているわけではない。タイトルをよく見てみると、「鑑賞術」とある。著者の経験について描写している。 著者と趣味の合わない人には役立たない情報も多いかもしれない。iTuneの代替ソフトウェアにしても、紹介の域はでていない。デジタル技術についての薀蓄がそれほどあるとは限らない。2009/09/19
calaf
12
オーディオ機器類、私はあまり関心はなくどうでもいいと思っていたものの、というかそれだからかもしれませんが、結構面白く読めました。別に特定の機器を推薦しているわけではなく、音に対する好き嫌いは人によって千差万別と割り切っており、「デジタル部分はどんな機器を使っても同じ」など、科学的に常識的な(しかしマニアの間では誤解されている?)事を中心に解説してあったので。かといって、今後私のまわりで何かが変わるという事はなさそうですが (^_^;;;2013/01/15
ごんた
3
最近、音楽に凝りだしました。少しだけ良いアンプとスピーカーを買うだけで、こんなに音が違うのかとびっくり。クラシック音楽の音とリズム、表情の豊かさに今ごろになって気づきました。本書は、オーディオにパソコンを組み込むのにあたって勉強になりました。2013/07/15
しんぺい
2
様々な規格が乱立する音楽ファイル。可逆音声圧縮のFALCでPC保存、携帯はFALCかMP3 256K。また、PCからオーディオ機器の接続にはREX-Link2を推奨。2009/10/04
AM
1
2009年の本なので、決定的に情報が陳腐化していて残念。2018/02/11