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内容説明
複雑に見える身の回りの現象も「複雑ネットワーク」の考え方を応用すれば単純な関係に置き換えることができる。伝染病やコンピューター・ウイルスの感染経路、ニューロンやタンパク質の情報伝達の方法。会社や社会の中の人間関係に「意外な法則」が見えてくる。
目次
第1章 ネットワークのはじまり―グラフ理論の誕生
第2章 ネットワークの格子模様―碁盤目とその仲間
第3章 ネットワークの距離―ベーコン数とエルデシュ数
第4章 世界はせまい!?―スモールワールド
第5章 世界は不平等!?―スケールフリー
第6章 伝染病から身を守る―感染経路と予防接種
第7章 通信ネットワーク―インターネットと携帯電話
第8章 生命を支える―ニューロンとタンパク質
第9章 ビジネスを生き抜く―黒幕とエリートの社会
著者等紹介
増田直紀[マスダナオキ]
1976年生まれ。1994年に東京都立八王子東高等学校を卒業。1998年に東京大学工学部計数工学科を卒業した後同大学院に進学し、2002年に博士(工学)。現在、理化学研究所脳科学総合研究センター基礎科学特別研究員
今野紀雄[コンノノリオ]
1957年生まれ。東京大学理学部数学科卒、東京工業大学大学院理工学研究科博士課程単位取得。博士(理学)。室蘭工業大学数理科学共通講座助教授、コーネル大学数理科学研究所客員研究員を経て、横浜国立大学大学院工学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マサフミ
6
オイラーのグラフ理論から始まって、現在の複雑ネットワークに至るまでを、大まかに学ぶことができた。これからは自分のやりたいことに合わせて、より深く勉強していきたい。複雑ネットワークの入門として、大いに参考になった。2014/10/10
yori
5
★★★★★ 入門編という感じで分かりやすかった。ニューラルネットワーク、伝染病からせんだみつおゲームまでネットワーク色々。スモールワールドやスケールフリーなど少しずつ分かってきたような。ネットワークを裏で操る黒幕が居ると言うのもなるほど。社会構造として知っておいた方がよさそぅ。2012/03/14
ステビア
4
にょんにょんブラスター!2014/02/18
とうゆ
4
現実のネットワークの構造をいかようにして作り出すかの試行錯誤が面白かった。 2013/11/12
ほしの
3
主に、クラスター、スモールワールド、スケールフリーについて。読みものとしてなかなか面白かった2017/07/24
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