ブルーバックス 新しい高校化学の教科書―現代人のための高校理科

左巻 健男【編著】

講談社（2006/01発売）

• サイズ 新書判／ページ数 424p／高さ 18cm
• 商品コード 9784062575089
• NDC分類 430
• Cコード C0243

出版社内容情報

これだけは学んでおきたい！
現代人のための「検定外教科書」
現代社会で生きるために必須の科学的素養が身につく

読んでわかるから面白い！現代人に必須の科学的素養が身につく検定外高校化学教科書

＜本シリーズの特長＞
●高校理科の内容の羅列でなく、「これだけは」というものにしぼった。
●丁寧な説明を心がけ、「読んでわかる」ことにこだわり抜いた。
●「なるほど、そういうことか！」と思わず膝を打つところが随所にある。
●クイズやコラムで、最後まで飽きさせない工夫をした。
●持ち運びに便利なコンパクトサイズ。

第1章 物質を作るおおもと――原子
第2章 原子と原子の結びつき――化学結合
第3章 物質の状態
第4章 化学変化の仕組みといろいろな反応
第5章 無機物質
第6章 有機化合物
第7章 高分子化合物
第8章 人間と化学のかかわり


左巻 健男［サマキ タケオ］
著・文・その他

内容説明

中学校理科の化学領域からでもスムースに入っていけるように、原子について丁寧にわかりやすく説明。具体的な物質をメインに据えながら説明し、物質にはくり返し化学式をつけている。読んでわかるから面白い！現代人に必須の科学的素養が身につく、検定外高校化学教科書。

目次

第１章　物質を作るおおもと―原子
第２章　原子と原子の結びつき―化学結合
第３章　物質の状態
第４章　化学変化の仕組みといろいろな反応
第５章　無機物質
第６章　有機化合物
第７章　高分子化合物
第８章　人間と化学のかかわり

著者等紹介

左巻健男［サマキタケオ］
東京大学教育学部附属中・高等学校教諭、京都工芸繊維大学教授等を経て同志社女子大学現代社会学部現代こども学科教授。専門は理科教育、環境教育。新理科教育ＭＬ代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

同じブルーバックスの「化学反応はなぜおこるか」が理解しやすかったので、この本を読んでみました。高校時代に苦手であったのですがかなり理解しやすいような説明でした。たがそれもやはり4章くらいまでで、有機化合物などが出てくると理解できませんでした。ただ最後の「人間と化学のかかわり」は、昔はなかった内容(フロンとオゾン、医療技術の進歩など)でかなり興味を持って読むことができました。

2024/04/23

[vinlandmbit]

推進系のエンジンを学ぶにあたって避けて通れない化学についてまずは高校時代に学んだ事を思い出すべく読了。記載も分かりやすく当時の学びを思い出しつつ基礎を思い出せました。

2020/12/31

[ゲオルギオ・ハーン]

全て理解できたわけではないけど、楽しく勉強することができた。目に見えないところで原子がどんな動きをしているか、温度が高くなるとどうなるかなどを教えてくれて化学に興味を持てた。おかげでこれまでの景色を違った視点で見ることができるようになった。まだ元素周期表を覚えきれていないし、化学反応式にも慣れていないので他の入門書や読み物で慣れていきたい。

2020/07/01

[たか]

高校理系化学の分野まで含まれてるから化学基礎しか履修してないとかで難しいところは適当に飛ばして読んでいいと思う

2018/05/19

[asanosatonoko]

文転したため化学の授業は途中までしか受けず、後半になると見知らぬ知識ばかり。かなり教科書の内容も絞り、わかりづらい所は流してあるので、読みやすくなっている。日常のちょっとしたところに応用されている技術の説明もしてあって、しっかり読み物として面白い。

2014/09/20