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内容説明
私たちの視覚は、生まれながらにある種の驚くべき能力をもつ一方で、眼や脳が発達し、見る経験を積むことでようやく、動きや空間、形、顔などをはっきり認識できるようになる。本書は、赤ちゃんの視覚の発達を丹念に追うことで、脳のなかに視覚世界がつくり出される複雑きわまりないメカニズムを解明していく。
目次
第1章 主観世界に生きる私たち
第2章 この世界を見ているのは脳
第3章 「動き」をどう見ているか
第4章 「空間」は頭の中でつくられる
第5章 「形」を見るために必要なこと
第6章 「顔」だけは特別
著者等紹介
山口真美[ヤマグチマサミ]
1987年、中央大学文学部卒。お茶の水女子大学大学院人間発達学専攻単位取得退学。人文科学博士。(株)ATR人間情報通信研究所客員研究員、福島大学生涯学習教育研究センター助教授を経て、中央大学文学部心理学研究室助教授。主として乳児の視覚世界の研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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