ブルーバックス<br> 量子コンピュータ―超並列計算のからくり

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量子コンピュータ―超並列計算のからくり

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062574693
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0242

出版社内容情報



竹内 繁樹[タケウチ シゲキ]
著・文・その他

内容説明

「量子ビット」を使うと、なぜ「超並列計算」ができる?莫大な計算結果の重ね合わせ状態から、答えを1つに確定できるのはなぜ?まったく新しいしくみによって、現在のスーパーコンピュータをはるかに凌ぐ力を発揮する量子コンピュータ。研究の最先端にいる著者が、従来のコンピュータのしくみと対比させながらその基礎と、実現にむけた試みを平易に解説。

目次

第1章 量子計算でできること
第2章 「量子」とはなにか
第3章 量子の不思議
第4章 「量子」を使った計算機
第5章 量子アルゴリズム
第6章 実現にむけた挑戦
第7章 量子コンピュータの周辺に広がる世界と量子暗号

著者等紹介

竹内繁樹[タケウチシゲキ]
北海道大学電子科学研究所助教授。理学博士。1968年大阪府生まれ。1993年、京都大学大学院理学研究科修士課程修了。三菱電機先端技術総合研究所(尼崎市)を経て、1999年より現職。1995年より科学技術振興機構さきがけ研究「場と反応」、「光と制御」研究者を兼務。1997年より一年間、スタンフォード大学客員研究員。専門は量子光学、量子情報の実験。1998年に、光子を用いた量子コンピュータのデモ実験に成功している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

69
感想歌 量子化の暗号原理意味不明前提条件制約仮定。 演算がドイチュージョサのアルゴリズムは、量子コンピュータで決定論的に解ける。 解が確率的であっても、どの解でも真偽が判定できれば、決定論的な解だと分かるとのこと。 最後に、もう一回演算が必要なのかが気がかり。 応用例はかんがえられるかもしれない。2009/09/20

Fondsaule

20
★★★★☆ 量子コンピューターの話が出てきたので、前から知りたかったので本を読んだ。 量子力学やコンピューターのしくみまで幅広く書かれているし、応用例や周辺に広がる世界まで言及されており、とても分かりやすい。 2005年に書かれたものだけれど、予測通りの展開になって、さすがという感じ。2022/12/26

LUNE MER

16
最近は実際に稼働して性能を発揮する量子コンピューターも登場してきたが、どうやらいくつかの方式があり、中には「あれは量子コンピューターとは言えない」と他方式を誹謗する場面も見受けるがどういうこと?とか、重ね合わせ状態で複数の計算を処理することが秘訣とのことだが、得られた重ね合わせの中から求める答えをどうやって特定するのか?といった疑問を解消したくて手に取った。なるほど、どんな問題にも有効なツールではなくて確率波さえ得れば求める答えに到達出来る問題に威力を発揮するものなのね、など結構スッキリ。2021/12/24

しんすけ

12
10年以上前に出た本だが他の類書と比較すると解りやすい。この10年でセキュリティ関係で素因巣分解や暗号理論などの知識が常識として求められる時代になったのも関係しているに違いない。 最近発表された類書の中にはセキュリティ関して僅かにしか触れていないため対象を解りにくくしているものも多い。 ただし本書にも欠点が無いとは云えない。暗号理論などを含めた量子アルゴリズムに至る以前の「量子計算機」に関する説明は数式をかなり省略しているが、現状の計算機の真理値規則を知らない者には手強いのではないだろうか。2020/01/08

roughfractus02

9
古典物理学と量子力学の違いと量子の基本知識から入る本書は、古典コンピュータと量子コンピュータを明確に区別している。前者の論理ゲートに対比し、後者の量子ゲートの「重ね合わせ状態」と量子計算での「量子もつれ合い」に関する説明は、球体を用いた図によって物理学初学者の直感的な理解を促す(何度も見直す必要はある)。原理とアルゴリズムを章を分けて概説する点も本書の特徴だろう。2005年刊であり、ハードウェア面に関する第6章の内容は更新する必要もあるが、最後に読者の日常に関わる量子暗号とセキュリティに1章を割いている。2018/12/06

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