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内容説明
古代ギリシアに端を発する「完全数」や「素数」の探究問題から100万ドルの賞金がかけられた「リーマン予想」「3次元ポアンカレ予想」「P=NP問題」まで世界の数学者が挑みつづけてきた未解決の難問を中学生にもわかるようにやさしく解説。予備知識がなくても現代数学の醍醐味が味わえる。
目次
プロローグ 解けないからおもしろい!
1 身近な数も未解決問題の宝庫(完全なる数をめぐる素朴な疑問;ギリシアの三大作図問題と超越数;素数の謎からリーマン予想へ;かずかずの数をめぐる謎)
2 解けた問題、解けない問題(トポロジストの夢 三次元ポアンカレ予想は解けるか?;コンピュータが「P=NP」をねじふせる日;フェルマーの問題が解けるまで)
3 代数幾何学の難問に挑む
著者等紹介
吉永良正[ヨシナガヨシマサ]
1953年、長崎県生まれ。京都大学理学部(数学専攻)および同大学文学部哲学科を卒業。大東文化大学文学部助教授(哲学・論理学)。科学の哲学的解釈を主要な課題とする一方、現代科学のインタープリター(橋渡し役)であるサイエンスライターとしても活動。『数学・まだこんなことがわからない』で91年度講談社出版文化賞科学出版賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
16
#感想歌 メルセンヌ数が素数なら対の数は完全数になるのね 2017/09/27
ミヒャエル・安吾
8
…ダメだ、やはり難しい。何言ってんのかさっぱりだ。但し、わかったことはある。自分は数学には心がときめかない。2017/04/26
ところてん
4
非常に興味深かったです。P=NPの所がよかったです。 この本は、最近買ったものではなく、何年か前に、私が初めて一人で電車で街まで出てデパートの大きな書店で自分のお小遣いで買った本です。私にとって懐かしい本です。また、再読というわけです。あの頃理解できなかった数式が理解できました。私も少しは成長しているんだなと思いました。 多様体多様体って言いますけど結局、図形のことなんですね。2014/02/26
りょうはるまみ
4
数学まだ分からない、、ではなく、まったく分からないと理解。リーマン予想や未解決問題 恐らく数学が初心者向けに簡単に書いているのだろうが、字をようやく追っていくうちに知的な探究って人間らしいのではないかと、ほんのちょっとだけその魅力を感じた。ただ、私の灰色の脳には負荷が大きく、よく眠れました。2013/11/28
Francis
3
ずっと積読していた本。数学を少しでも理解したいと思って買った本だったと思う。読んでみてもやはり数学は難しい。でも数学の面白さが少しは理解できた気分。2015/06/25
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