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内容説明
宇宙の始まりを探るのが物理学なら、量子コンピューターを創るのが応用物理学だ。応用物理の最前線には、いつも未来が見える。カーボンナノチューブ、超高速現象、量子コンピューター、熱電変換、ロボット…経済に影響を与え、社会構造をも変える可能性を秘めた8つの最新研究を紹介する。
目次
第1章 ハイテクを生み出した京都の竹とナノテクを生む筑波の炭素材
第2章 超高速現象の世界
第3章 シュレディンガーの猫は計算が得意
第4章 コンピュータはプロ棋士になれるか
第5章 見えないものを見る
第6章 光ファイバーが拓く明日
第7章 廃熱から電気を作る環境にやさしいセラミックス
第8章 人間と機械の新しい関係―心を持った機械を作る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるさ
4
大学で物理を学ぶ人が四年になって研究室に配属される前にモチベーションを上げるために読む本。 ツッコミを入れながら読むと力がつきそうかな?2018/02/18
ちくわん
2
2004年の出版なので完全に「最前線」ではなかった。これはチョイスした自分の責任であり、筆者らのせいではない。内容は期待●れだった。工学系の本は、数学・物理と違って賞味期限があるんだな。2017/04/15
naoto
0
最前線といっても2004年初版だけど…結構わかりやすく書かれてたかな、とは思う。もう少し自分に物理知識があれば、とも思うけど。温度差によって電子配置に偏りができるってのは知らなかったな。2024/08/02