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内容説明
詳細な脳イラストと、特別な知識をもたなくても理解できるわかりやすい解説で定評のある名著を全面改訂。脳に興味をもつすべての人へ。
目次
第7章 脳のリズム
第8章 情動―脳の高ぶりと落ちこみ
第9章 ヒトの記憶
第10章 学習と記憶の細胞レベルのしくみ
第11章 思考と意識
第12章 正しく働かない心
著者等紹介
ブルーム,フロイド・E.[ブルーム,フロイドE.][Bloom,Floyd E.]
カリフォルニア州のスクリップス研究所神経薬理学部門の主任教授。元北米神経科学会会長。1995年から2000年まで科学雑誌『サイエンス』編集長を務めた
中村克樹[ナカムラカツキ]
1963年生まれ。京都大学霊長類研究所助教授を経て、現在、国立精神・神経センター神経研究所部長
久保田競[クボタキソウ]
1932年生まれ。京都大学名誉教授。現在、日本福祉大学教授。日本の脳研究の草分け的存在
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
45
これは、人間の脳がどうなっておるのか興味がある方にはとてもいい本だと思います。イラストも多く(カラーイラストも割と多い)非常に判りやすく丁寧に書かれています。「情動における自律神経の役割」から「進化した見た情動の発達」など、もうSF好きもおさえておきたいところです(笑)2012/03/01
soto
3
脳科学の入門的な教科書にも使用されているらしく、過去の重要な実験や研究の成果が網羅的に紹介されている。脳の右半球と左半球で独立した人格が存在するなど、おもしろい話多数。人文科学的に解釈されてきたことと、自然科学的に解釈されてきたことが融合するのもおもしろい。人口知能・構成論的アプローチとの関連も気になるところ。2009/02/28
yori
1
★★★★★ これはかなりの良書だと思います。初心者にも非常に分かりやすく、内容も充実。2011/03/17
リール
0
32013/08/01
Taro Ishikawa
0
下巻ではソフトとしての脳の働きに焦点が当てられている。日進月歩の神経科学において現在では少し古くなってしまっているところもあるかもしれないが流れを知るにはよいと思う。