- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社ブルーバックス
出版社内容情報
【内容紹介】
人々のいるところ、いたるところに数学は生まれ発達した
アフリカ各地、エジプト、バビロニア、インド、中国、アラビア、中南米はマヤ、インカにいたるまで、世界各地で生まれ発達した数学の独自性と共通性、相互の交流・発展などを広く見渡すことによって、「数学はギリシャに生まれ、ひたすらヨーロッパで育った」というヨーロッパ中心の発想に転換を促し、場所や時代を超えた数学、人間の発想のおもしろさに迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソルト佐藤
7
インカのキープについて興味があり、それが載っていたので。他の部分は、ざっくり。計算式が多し（笑 メソポタミア、エジプト、インド、中国などヨーロッパとは違う起源の数学を解説していて面白く。最後が、起源ではないが、ギリシア数学を発展させてヨーロッパに戻したアラビアの数学について語る構成も面白い。2023/08/10
デコボコ
0
マヤの神頭数字に衝撃を受けました（cf. http://www.geocities.jp/tsukasa68/maya.htm）2016/11/26
takao
0
エジプトの数学はエチオピア起源？2016/02/05
naoto
0
500ページ近い大著。読み応え充分。科学史に関しては何冊か読んだが、数学史は初めて。科学史も数学史同様、ほぼヨーロッパですべてが完結しているが、それもかなり疑わしいな。古代エジプトから中国・中東・インドの歴史も見ることで、「本当の世界史」が見えてくるのかも。2014/03/15
