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内容説明
大脳と反射神経―生命維持に不可欠なふたつの機構は、どのようにかかわりあっているか。「反射」は「思考」以前に完成された、生物としての基本的な神経機構であって、膨大なエネルギーを消費する大脳皮質の活動をできるだけ省略するための、生命維持機構の省エネ対策である。
目次
1 反射行動のメカニズム
2 反射行動と神経の働き
3 反射行動と大脳の働き
4 反射行動と脳幹の働き
5 反射行動と脊髄の働き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gachin
1
旧世代の寒い漫談がベースで、ほとんどサイエンスの話は出てこない。/ 低温ほど伝導速度が遅くなるが振幅は大きい。ミミズがアスファルトの上で動けなくなっているのは、神経性かもとの考察。脊髄視床路は脊髄内ですぐに交差するので、痺れと運動麻痺が同側性の場合は、上位中枢に病因がある。パルテノン神殿の矢負いのライオンには脊髄離断の患畜が上手く描画されている。離断イヌは2カ月ほどで後肢で蹴るようになる。趾を底屈すると下肢全体が屈曲する(マリー・フォア反射)。2025/01/02
コホーー
1
読みやすく、どのページからでも軽く読めます。ただ、あまり知識としては身に付かなかったけど。2021/11/05
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