内容説明
なぜいつもダメ男ばかり選んでしまう？―幸せを求めながら自ら幸せを遠ざける恋愛依存症者たち。恋愛心理の第一人者が、愛の苦しみから抜け出せない人々を「共依存」「回避依存」「ロマンス依存」「セックス依存」という４つのタイプに分け、その深層心理を解き明かす。危険な恋に溺れ、愛から逃げ出し、苦しみを性愛でしか癒すことができない。そんな不幸の連鎖を断ち切り、失われた愛情を取り戻すための「回復への１０のステップ」を指し示す。
目次
愛の苦しみから抜け出せない人々―序
第１章 愛という名のドラッグ―危険な愛に取り憑かれるとき
第２章 共依存―苦しい愛から抜け出せない人たち
第３章 回避依存―幸せになるのが怖い人たち
第４章 ロマンス依存―愛の刺激にはまる人たち
第５章 セックス依存―苦しみを性愛でしか癒せない人たち
第６章 やすらぎと癒しを求めて―回復への１０のステップ
著者等紹介
伊東明［イトウアキラ］
心理学者（博士）。早稲田大学政治経済学部卒業後、ＮＴＴ（株）勤務を経て、慶應義塾大学大学院博士課程修了（社会心理学）。（有）東京心理コンサルティング代表取締役社長および（株）ウィル・シード顧問。特に男性・女性心理学およびビジネス心理学を専門とし、執筆やセミナーなどで活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Hiroki Nishiyama
3
心理学の本を読むといつも思う。こちらが深淵を覗き込む時、深淵からも覗き込まれれているのだと。人間は簡単な二分法などでは分けられず複雑である。云わば画像エフェクトの色調整に似ている。赤系にも色々ある。紅色・桃色・肌色。人間もそれと一緒ではないのか？心理学の本がこうも人気があるのは、いま言ったように赤が混ざっていない人間などいないのである。程度の問題だ。この本を読んでいると身の回りの人が皆、共依存・回避依存に見えてくる。それが過剰か否かという違いだけである。つまり中庸であれということなのだろうか？2012/02/04
にゃ。梨絵
2
ロマンス依存というものを初めて知った。今まで、人とは違う変な恋愛スタイルに疑問を持っていた。この本を読んで、自分がロマンス依存症であることに気がついた。これが恋だ！と強く信じていたものが、実は少し違っていた。好きで好きで全身全霊をかけて恋をしてきたが、私は恋に恋していたに過ぎない。恋に恋して、恋愛ドラックでハイになって、生き生きとしていただけ。恋愛ゲームをしてハイになっていただけ。幻想をいただくのではなく、現実の相手そのものを見て、事実そのままを受け入れられるようになりたいと思った。2013/05/03
銀鈴
1
あっ。耳が痛いっ。2018/09/29
かめあい
0
なぜ恋愛がいつも同じようなパターンになってしまうのか。自分の事を書いているような箇所が多々あった。何回も読みたい本。2014/07/10
むにむに
0
一気読み。自分も依存体質だったと改めて気づいた。過去を乗り越えたい2020/10/02
