内容説明
かつて同和行政と部落解放運動において、全国の先進地として数々の歴史を刻んできた京都市―。果たして、「同和問題の解決」という大義名分のもとで行われていたその実態は…。巨額の補助金不正受給、暴力団の金づると化した事業…。逸脱した行政の「闇」を追う衝撃のルポルタージュ。「同和」のタブーに挑むシリーズ第2弾。
目次
第1章 市職員の悲しみ
第2章 アウトサイダー 「終結」後の惨状
第3章 同和行政に費やされる公金の行方
第4章 終わりなき「特権」
第5章 「同和腐敗」に群がる人々
第6章 裏金づくりの系譜 同和補助金
終章 「同和」取材フットノート
著者等紹介
寺園敦史[テラゾノアツシ]
1961年、鹿児島県に生まれる。関西大学経済学部卒業。「京都民報」記者などを経て、フリージャーナリストに。Japan Skeptics(「超自然現象」を批判的・科学的に究明する会)運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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