内容説明
不思議現象を通して時空の謎を探究する著者は、中国での仙人修行で、個が宇宙とつながる「天人合一」を体験する。またアメリカのモンロー研究所での体外離脱でも、「誰でもない私」を体験する。天人合一とは、人がこの3次元に生きている意識を持ちながら、宇宙全体の流れとつながることだった。このとき個の悩みからは解放され、天が選択するままに、ハンドルを手放して生きることができる。これこそ究極の悟りであると同時に、出発点でもあった。
目次
第1章 時空との融合の後で(北京の不思議な治療師;仙人たちの住む都市へ ほか)
第2章 仙人のローブを受ける(道の持つ意味;時空を操る ほか)
第3章 時間の流れの中へ(体外離脱の研究所;あの世にあるいくつかの領域 ほか)
第4章 すべてはうまくいっている(道教とは何か;タオが完全だから、悪がある ほか)
実践ガイド 天人合一の旅
著者等紹介
森田健[モリタケン]
1951年、東京都に生まれる。上智大学電気電子工学科卒業。富士通(株)を経て、コンピューターソフト会社を経営しながら、不思議研究所を設立。「時空」と「私」の謎を解くために、数々の不思議現象を探究し、世界中を取材。独自の着眼点・好奇心と体当たりの探究の姿勢は、根強い人気を博している
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感想・レビュー
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キー
7
今作で書かれるのは、森田健先生自身が、中国に行っての仙人修行。仙人修行を終えてから、再び、アメリカのモンロー研究所に行き体外離脱体験。 中国の道教思想と体外離脱体験で得た思想が補完しあう思想が最強。タイトル通り、心の自由を感じさせるとってもいい内容です。 しかし!『不思議の科学』三部作を書いた後、すべての運命は決まっている、という「六爻占術」を研究し始めた森田健先生は、本書の内容を否定しているとも言えることを、あとがきに。 困惑しつつも「六爻占術」についての著作も読まずにはいられない気分です。2018/04/23
日向の犬
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表紙の写真がふざけてるとしか思えないけど、内容は真面目。ハンドルを手放せと言いながら、最後の最後で大どんでん返し(笑)。騙された感もあるけど、その後著者がどんな価値観にたどり着いたのか興味ある。2013/09/26
シゲリッチ
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この本は3部作の2番目に当たっているとは文中で知りました。3番、2番と逆順に読み1番目は未読。 道教(仙人)とヘミシンクへ交互に行って、西洋的目標、目的等、私というエゴを端緒に強調して、他者を先導する所が、フォーカス35であることを知り、どんなレベルなんだと、少々幻滅。ただ、森田氏の語る道教は面白く、また非常に興味深い。納得!2021/06/11