内容説明
「社長を出せ!」程度ならまだかわいい。謝罪に失敗して会社がつぶれる例も数知れず。ミス、行き違い、クレーム処理まで、謝罪の仕方次第で、ビジネスも人間関係も大きく変わる。いま注目の弁護士が、豊富な事例と実体験をもとに、相手の心を掴み、法的にも問題を残さない上手な謝り方の鉄則を徹底教示。「すみません」「ごめんなさい」「申し訳ない」…毎日、何十何百と口にする謝罪の言葉を人の心を動かす武器に変える、ビジネスマン必読の高等戦術。
目次
第1章 「謝罪」は人間だけにできること(気遣いの時代に求められる四つの「気」;謝罪は人間にしかできない行為 ほか)
第2章 クレームがきたら、どう詫びる?(苦情がきたら、まず上司への「ホウレンソウ」;「落ち度はなかったか」の検討は第三者を交えて ほか)
第3章 先回り謝罪のテクニック(お詫びは先手必勝!;「バレなければOK」は必ずバレる ほか)
第4章 事例に学ぶ「謝罪の極意」(夫婦喧嘩の要領で詫びる頃合いをキャッチ;紋切り型は怒りの炎に油を注ぐ ほか)
第5章 法的な問題を残さないために(「弁償」の前にまずお詫び;金品での解決に頼るなかれ ほか)
著者等紹介
高井伸夫[タカイノブオ]
1937年、愛知県に生まれる。東京大学法学部を卒業後、1963年に弁護士登録。孫田・高梨法律事務所を経て、1973年に高井伸夫法律事務所を設立。一貫して人事・労務問題専門弁護士として活躍し、とくにリストラ問題では、大企業から微粒子企業まで500社以上の案件に関与。法廷活動に加えて、企業再生の各種相談や講演、執筆、ボランティア活動などに多忙な日々を送る。1999年5月、中国政府より正式に認可を受けて上海に「日本高井伸夫律師事務所 上海代表処」を開設
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。


              
              
              

