内容説明
「猪木さん、ここの場面では、ドロップキックを使ってください」「嫌だよ、高橋。お前、俺のしょっぱいドロップキックをファンに見せて、笑わせるつもりなんだろう」プロレスを成立させているのは、レスラーの存在だけでない。そこには、リング外で暗躍する数多くの黒幕たちがいるのだ。25年以上、レフェリー、マッチメイカー、外国人レスラー担当、審判部長として、アントニオ猪木らの試合を影で演出してきた男が、その目で見てきた仕掛人の実態を激白。
目次
第1章 世紀のビッグマッチの仕掛け方(不自然な試合に見え隠れする舞台裏;情報網なくしてマッチメイカーにはなれない ほか)
第2章 興行会議という名の演出会議(致命的だった外国人選手不足;馬場さんより猪木さんを選んでくれた坂口さん ほか)
第3章 セメントマッチの限界(真剣勝負だったアリ戦が「世紀の茶番」と評される理由;プロレスラーはキックボクサーでも柔道家でもない ほか)
第4章 無限に増えていくプロレス必殺技の謎(なぜバーリ・トゥードでブレーンバスターが見られないのか;美しかったのは、やはりルー・テーズのバックドロップ ほか)
第5章 マッチメイクとチャンピオンベルトの不思議(なぜ日本チャンピオンベルトが存在しないのか;ベルトが移動する条件 ほか)
著者等紹介
ミスター高橋[ミスタータカハシ]
1941年、神奈川県横浜市に生まれる。柔道三段。パワーリフティング・ヘビー級初代日本選手権者。プロレスラーとしてもアジア各地を転戦する。1972年、レフェリー兼外国人レスラー担当として、草創期の新日本プロレスに入団。以来25年余にわたりメインレフェリーとしてアントニオ猪木らの試合を2万試合以上裁き、一時期はマッチメイカー、審判部長も務める。1988年、現役レフェリーを引退
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