内容説明
緩やかな回復傾向にあるという日本経済だが、その病巣は取り除かれてはいない。メガバンクや大手生保といった金融機関の破綻は、「いまそこにある危機」となっているのだ。デフレが止まらない限り、日本国債の格付けは下がり続け、日本政府の信用も失墜して財政インフレが巻き起こり、やがては日本経済自体が破綻する…日本経済研究センター主任研究員を務める著者が、「最悪のシナリオ」を提示して、日本経済に“最後の警鐘”を鳴らす。
目次
第1章 金融の基本を知る(金融機関って何?;銀行って何? ほか)
第2章 銀行のことを知る(ペイオフについて;銀行を見分ける指標 ほか)
第3章 生保のことを知る(生命保険会社って何?;生保を見分ける指標 ほか)
第4章 デフレが破綻を招く(銀行破綻のシナリオ;生保破綻のシナリオ ほか)
著者等紹介
深尾光洋[フカオミツヒロ]
慶応義塾大学商学部教授。京都大学工学部卒業後、日本銀行入行。ミシガン大学にてPh.D.(経済学博士号)を取得し、OECDシニアエコノミストなどを経て、現在は、日本経済研究センター主任研究員も務める
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