講談社+α文庫
ミスター同時通訳の「私も英語が話せなかった」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062566940
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0182

内容説明

「シュークリームをください」といえば靴屋を紹介され、「水虫の薬をちょうだい」といえば店のオヤジは首をかしげる―国際化時代の人間国宝と絶賛される同時通訳のパイオニアも、じつは英語がまるでダメだった!米軍のタイピストから当代随一の同時通訳者への道程には、珍訳・迷訳、とんでもない失敗談の数々が…。英語を学ぶすべての人に愛された、ユーモアと笑いがいっぱいのロングベストセラー『私も英語が話せなかった』待望の再編集文庫化。

目次

第1部 ホントに私は英語が話せなかった(GHQタイピスト時代の珍プレー;アメリカ泣き笑い修業時代)
第2部 ついに私は英語で笑わせるようになった!(世界の首脳も英語が苦手?;ユーモアとジョークは世界を救う)
第3部 英語じょうずは日本語じょうず(上達のコツは楽しく愉快に学ぶこと;ミスター同時通訳がゆく!;瞬時の勝負!輝ける「黒子」の世界)

著者等紹介

村松増美[ムラマツマスミ]
1930年東京都に生まれる。日英同時通訳のパイオニア。1956年、日本生産性本部派遣同時通訳者第一陣として渡米。米国国務省、日米貿易協議会を経て、1965年に帰国。アポロ宇宙中継、先進国サミットなど各界の国際会議の同時通訳を務めたほか、通訳者養成、異文化コミュニケーションなどの分野で働く。サイマル・インターナショナル会長、サイマル・アカデミー校長を1997年に退任し、執筆・講演活動等で活躍中。コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ講師(非常勤、TESOL MA課程)、シドニー・ウェスト・インターナショナル・カレッジ顧問、日本英語交流連盟評議員、日本笑い学会理事・関東支部長、日豪ニュージーランド協会理事、国際ユーモア学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tototomoton

0
話せるけど聞けないというのはあり得ない。という箇所がいちばんなるほどと思った。なんというか戦後学習ツールも音源も限られた中でどん欲に学ぼうとする所に感銘を受ける。2013/05/27

こねほ

0
同時通訳のパイオニアの著者の体験談がおもしろい。基本的に人のいいところを見つける方なんだなーと思って読んでたら、「通訳は中立であれ、でも無関心はだめ」みたいな持論が書かれていて、自分でもそのルールをきちんと守っているんだなあと感じた。言葉を習得するにはたくさんの失敗談がつきもので、恥をかきすてるのが大事なのかなー。2012/08/15

FlowerLounge

0
戦後から政府関係で通訳として活躍した方の自伝。ところどころに例示されるイディオムがやや古めかしいのがいい。☆3.52009/06/01

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